「(中略)そうして此病患は医家が診断すると雖も更に判明しないので、医家は病患はないといふのである。にも係はらず本人は非常に苦痛であるが、如何ともし難いのである。症状はといへば、全身倦怠、頭重、肩首の凝り、物に倦き易く、根気がなく、何事も気が乗らず、不快感の為、鞅々(オウオウ)として楽しまず、無為にして日を送るといふ実に哀れむべき症状である。而も外見上、健康そうにみゆるので、周囲の者から横着の如くみらるるといふ訳で患者は猶更苦痛なのである。
然るに、右の如き症状は、悉く萎縮腎が原因であって、患者の腎臓部を検するに巨大なる毒素溜結があり、又脊柱の両側、肩、頭、淋巴腺附近、全頭部、腹膜部等に尿毒の溜結が相当あるのである。故に、腎臓部を第一とし、其他各部の浄化法を行ふに於て、毒結減少と共に漸次苦痛は軽減し、畢に溌刺たる元気を取戻すのであるから、患者の喜びは例へようがない位である。
此症状は、中流以上の人に多く、殊に婦人に多いのである。」
(「医学不明の流行病」明医二 S17.9.28)
《浄霊》
腎臓、肩甲間部、肩、
その他各部(脊柱の両側、肩、頭、淋巴腺附近、全頭部、
腹膜部等)
※基本的には、病気の症状と熱や痛み等、患部の探査により
決める