「(私の母(五九歳)は二十四年初め頃より右手が痛み始め、神経痛風にて困つて居りました処、又左手も痛み始め、次第に両足にも及んでまいりました。
其年十一月に入信直後風邪の御浄化にて一カ月余り床に就きました。それから歩行困難となり乍らも痛みは続きました。翌年二月御屏風観音様を御迎えし、十一月には光明如来様を奉斎させて戴きました。其の間私が(二十四年七月入信)御浄霊させて頂いて居りました。
二十六年五月頃より歩行不能となり、日々の食事、用便一切自分でする事が出来なくなりました。其れに加えて頭は燃える様に熱く、頭痛も激しく、夜は眠る事が出来ず、手足の痛みは益々激しくなりましたので、妹婿(二十四年七月入信)に毎日御浄霊頂いて居りました。(中略)秋頃から少しは眠れる様になりましたが体の自由は全くきかず其上次第に物が言い難くなりました。
現在では頭の中心がなにかで吊上げられて居る様な痛みが有り、又感情が激しく一寸した事にも非常に喜んだり悲しんだりし、笑つたり泣いたりする事が止まらず困つて居ります。然し反面夜は幾分楽に休ませて頂く様になり感謝致して居ります。(中略))
此原因は薬毒が頭へ固まつている為で、霊的ではない。従つて浄霊は頭脳を探つて熱のある処を主にしてすれば、少しずつよくなつてゆく、(中略)」 (地上天国41号
教えの光 S27.10.25)
(一般的医学書より)
(この病気は一種のたんぱく質代謝異常によって起るもの。遺伝的因子が相当有力に関係する。たんぱく質を取り過ぎると血液中に余分の尿酸が溜まり、尿酸過多状態になる。
その際、冷えやちょっとした怪我や疲労が誘引となって血液中の尿酸の一部が手足の関節に沈着して、激しい痛みを起こす。尿酸含有量が血液100㏄中、男性で平均4㎎、女性で平均3㎎なのが、痛風患者は平均8㎎以上になるのが特長。
痛む所は、足の親指の付け根が一番多く、足首やアキレス腱の付け根も罹り易い。病状が進行すると足ばかりでなく手首や肘なども侵される。さらに進むと、腎臓も侵され、腎石や高血圧、狭心症に発展する。美食家、大酒家に多く、肉食特にモツ類を好む人に多い。)
《浄霊》
手の場合:患部、腕の付け根、肩、首、頭、肝臓、腎臓部、
足の場合:患部、足の付け根、肝臓、腎臓部、