J,小児病について

「(中略)子供は何かと言うと親の世話になっている内は連絡している此の親の罪が移るのである。子供の病気は何かと言うと子が親の罪を移されるのであります。親に必要な事があっても罪があって病気になる様な時、其の親を使わねばならぬ用事が出来ている為親の罪を子に負わせているのであります。親に用事がある時は其の子に移すのであるが、子の死ぬ場合があるが、是は親の代りになって行くのであります。(中略)」

 

 

 

             (「天照皇大御神」観講 S10.9.15)

 


 

「(中略)即ち種痘によって母体の体位が漸次低下したからで、弱体母性から生れる嬰児が同様弱体である事は万物通有の原則である。そうして尚詳しくいへば、陰化然毒によって低下した体位に薬毒といふ拍車が加はり愈々体位が低下する。故に、其母性から生れた嬰児であるから、生れるや間もなくそれ等各毒素の浄化作用が発生するのである。その浄化作用が即ち腸炎、下痢、消化不良となって現はれるのであり、又感冒、肺炎、気管支炎、喘息等も、麻疹、百日咳、湿疹等々も勿論それである。」

 

 

 

        (「乳幼児の死亡率問題」明医一 S17.9.28.)

 


 

「(中略)よく泣癖の赤児がある、それは虫気の為とか虫が強いとかいうが、斯ういう赤児を診査すると必ず頭脳及び肩部に微熱がある、赤児で肩の凝っているものも沢山ある、之等を本教浄霊によれば、毒素は軽減し無熱となって泣癖は全く治癒するのである、又児童で怒り易く、親に反抗する性質のものも必ず右の赤児と同様の症状で、之又浄霊によって治癒し従順となり、争いを嫌うようになり、学校の成績も可良となるのである、夫婦仲の悪い原因も同様で、浄霊によって親和するようになるのである。

 

 

 

(中略)根源は頭脳と首肩附近の毒結の浄化熱とすれば、それを全治させる事こそ唯一の解決の手段である、(中略)」

 

 

 

              (「大三災と小三災」 S24.8.13)

 


 

「単に小児病といっても、其種類の多い事はよく知られてゐるが、小児病は突如として発病するものが多く、而も物心のない赤ん坊の如きは只泣くばかりで、何が何だかサッパリ判らないので、母親として只困るばかりである。(中略)心得おくべき点をかいてみよう。

 

 

 

 先づ子が生れるや、淋毒を予防する為として、眼に水銀注射をしたり、昔からよくマクニンなどを服ますが、之も異物であるから止した方がよい。乳も成可親の乳を呑ませるやうにし、母親の乳だけで不足する場合は牛乳やミルクを呑ませてもよいが、親の乳が出ないといふ事は何処かに故障があるからで、それは毒結が乳腺を圧迫してゐる場合と、胃の附近にある毒結が胃を圧迫し、胃が縮小してをり、其為食事は親の分だけで子の分迄入らないといふ、此二つであるから、どちらも浄霊で速かに治るのである。

 

 

 

それからよく赤子の便が悪いと曩にかいた如く、母親が乳児脚気の為など言はれ、乳を止めさせるが、之は誤りで親の毒素が乳に混って出るのであるから、寧ろ結構である。次によく微熱が出ると、智慧熱とか歯の生へる為などといふが、そんな事はない。ヤハリ毒の為の浄化熱であるから差支へない。又乳は誕生頃迄でよく、誕生過ぎても平気で呑ませる母親もあるが、斯ういふ児童はどうも弱いから注意すべきである。

 

 

 

よく風邪を引いたり、扁桃腺などで熱が出るが、之も浄化であるから結構で、それだけ健康は増すのである。それから寝冷えを恐れるが、寝冷へなどといふ言葉は滑稽である。下痢などの場合、真の原因が分らないから作った言葉であらう。だから私の子供六人あるが、生れてから一人も腹巻はさせないが、十年以上になった今日、一人も何の障りもない。又私も三十年来腹巻をしないが、今以て何ともないのである。」       (「小児病」文創 S27.)

 


 

肩を触って熱のある人は、必ず顳〓(コメカミ)に熱あり此熱は意味があって、コメカミに熱があると頭が重いとか、痛む。子供など癇癪もちである。治療すると性質もかわる。考へがまとまらぬ、こゝは毒がたまり易い。」        (御講話 未  年月不詳)