J-⑨ 消化不良

 消化不良

 

 

 

  (乳幼児の食欲減退、嘔吐、青便、泡便等)

 

 

 

「又、生れて間もなく嬰児が急に食欲減退すると共に嘔吐をする事がある。そうして嘔吐の際血液が混じってゐる事がある。之は如何なる原因かといふと、嬰児が母体から出生の際古血を飲下し、それが時を経て排泄されるのであるから、全部排泄さるれば平常の如くなるのである。然るに、原因を知らない医師も母親も、病的吐血と誤解し、愕くのであるが之は心得ておくべきである。」

 

 

 

            (「小児病 脱腸」明医二 S17.9.28)

 


 

「(中略)乳児に於ける消化不良は最も多く嘔吐、青便、泡便等の症状であるが、嘔吐にも単なる飲み過ぎの為と病的の両方ある。健康児と雖も、呑み過ぎに因る吐乳は差支へないが、病的は呑乳量が少い割合に吐乳するのである。此原因は母乳中に毒素のある為で此毒素の殆んどは薬毒である。

 

 

 

従而薬剤多用の経験ある母乳は特に甚だしく、又その乳が不良であるばかりか量も少いのである。実際上薬剤多用の都会の母親に乳不足が多く田舎のそれは稀であるにみても明かであらう。青便は不良乳の為であり、泡便は一層不良に因るのである。従而、青便も泡便も毒素の排泄であるから喜ぶべきであるに拘はらず、此理を知らぬ医学は不可とするのである。

 

 

 

生後数ケ月内に吐血する幼児がある。医家は驚いて胃潰瘍などといふが、実は生出直前古血を飲んだ為であるから何等差支へないのである。(中略)

 

 

 

 医学は消化不良児に対し、乳児脚気などと称し、母親の脚気が乳によって伝染するとなし呑乳を禁止するが、之等も全然誤りであって実は右に説いた如き薬毒乳の結果で、脚気ではない。」

 

 

 

           (「乳幼児及び小児病」天  S22.2.5)

 


 

「(中略)生れたての嬰児に多いのは、消化不良といふ青便や泡便が出る病だが、之は消化不良といふより、母親の毒素が乳に混って出るので、つまり親の毒が子を通して浄化される訳だから、実に結構なのである。従而、放っておけば出るだけ出て必ず治るものであるが、それを知らない医療は乳児脚気などと称し薬毒を使ふから、反って弱ったり、発育不良となったりする。之が将来虚弱児童や腺病質の因となり、年頃になると結核になり易いので、近来結核の増へるのも、右のやうな誤りが大いに原因してゐるのである。」 

 

 

 

                 (「小児病」文創 S27.)

 


 

生後五ケ月の男児、月足らず(九ケ月)で生れ、生ながらに非常に胃腸が弱く、青便、粘液便等の下痢又は便秘等が絶えず、一度も平常な便はありません。母親は乳脚気と云う事で、山羊乳を飲ませて居りますので、現在は停乳して居ります。発育の程度はやっと二ケ月位のもので、比較的に元気ですが、体は痩せ細って骨と皮ばかり。下腹には玉子大の幾分軟かみのある固結があります。之が御浄霊を致しますと、逃げるが如くに腹中を移動致します。此の児が生れる前に母親は二度も流産

 

 

 

 赤ン坊は随分ひどくとも助かるものである。一番悪いのは薬で、浄霊なら尚早い。青便、粘便は結構である。毒が出る。医師は乳脚気などというが、曖昧極まる。毒素――即ち薬を服んだせいで、或程度で止る。便秘は差支えない。物をよく噛んで、水分を摂らねば便秘する。(便秘したいがうまく成功しない)(自家中毒も嘘である。糞が身体中廻ると思っている)

 

 

 

 下腹は霊、流産した霊かもしれない。山羊の乳は無論いけない。(五ケ月以上は祀る)吸わないから乳が出ぬ。吸い出したら出る。青便は本人の毒か親の乳の毒かである。」 

 

 

 

                 (「講話集補」S24.6.23.)

 


 

《浄霊》

 

 

 

 母親が浄霊をしっかり頂く事と、重症の場合、母乳の中止

 

 

 

 乳幼児:腹部、胃部、腎臓、