※(D-⑪ 喘息の項参照)
「病気の原因として、憑霊といふ事を知っておく必要があります。之を知らなくては解釈のつかぬ事が沢山出来て来ます。多くの場合、憑霊的病原は軽視出来ないものがあります。然し之を本当に知るには「霊覚」を持たなくてはならないし、といって又非常に誤られ易く、弊害も生じ易いので、先づ常識的に一通り知っておけばいいのであります。
之は、病気の説明の時にお話しますが、大体死霊、生霊、動物霊の三つに分ける事が出来ます。そうして、動物霊で多いのは蛇、狐、天狗、鳥類、犬、猫、馬、狸等であります。是等の動物霊が憑依して病気を起す事実で、例へていへば小児のヂフテリー及び喘息であります。
喘息の場合、病原である水膿溜結を溶解しても、咳が止まらぬ場合があります。そういふ時は、大抵猫の霊が憑いてゐるんであります。ですからそういふ患者は、鼻と口の間辺に霊光を放射すると、とても噎(ムセ)るんであります。然し、それによって霊は畏縮するから、実によく治ってゆくのであります。」
(「病気と憑霊」療講 S11.7)
「之も、大人の喘息と同様であるから略します。」
(「小児喘息」療講 S11.7)
「小児喘息は、前項(百日咳を医療で止める事)の如き原因が多いのであるが、その他の原因としては遺伝である。そうして小児喘息は、その殆んどは横隔膜辺から胃及び肝臓の外部へかけての毒素溜結であって、之は放任しておけば、成人するに従ひ自然治癒するものである。又、背部に溜結毒素があり、その浄化作用による事もある。」 (「小児病 喘息」明医二 S17.9.28)
《浄霊》
肩(主に左)、頸部、顎の下、脊柱、横隔膜の下辺、
鳩尾の両側、背部(胃及び肝臓外部)、背面心臓部、胸部、
脇下臍部の周囲、腎臓、取り次いで軽くなる場所。
大人の喘息の急所にほぼ同じ
(憑霊の場合):鼻と口の間辺