「此病気は、最初月経が閉止されたり姙娠的症状があるので、最初は姙娠と思ふのであります。稀には其症状の無いものもあります。特徴としては出血が持続するのであって、又、子宮部の痛みも多少ある事があります。
本療法によれば三、四回の施術によって簡単に治るのであります。治療の場合、臍部から一、二寸下位を指圧すれば必ず痛みがあるので、そこを浄化すればいいのであります。原因は喇叭管内に姙娠されるとしてあります。」 (「子宮外妊娠」療講 S11.7.)
「(中略)32才の婦人が来たのであった。其話によれば、今度の月経が例月よりも日数が多く掛ったので、心配の余り某医師に診断を乞ふた所「之は大変である。子宮外姙娠であるから、急いで手術をしなければ、生命に係はる」との事を言渡されたのであるが、念の為と、兎も角私の所へ来たのであった。
私が査べた所、全然、外姙娠などの徴候はない。唯僅かに、腎臓の下部に、些かの水膿溜結があったばかりであった。それも二回の施術によって、痕方もなく治癒されたので、其夫人の喜びは一通りではない。(中略)
之等の事実を検討する時、外姙娠すべき位置より、三寸以上隔ってゐる皮下に膿結があったばかりで、専門家として誤る筈が無い訳であるに係はらず、右の様な事実があった(中略)」
(「誤診誤療の実例 一」医書 S11.4.13.)
「次に、子宮外姙娠もよくある症状で、且つ非常に恐れられてゐるが、(中略)此症状は、姙娠二三ケ月頃、下腹部の激痛と出血とが著るしい特徴である。」 (「婦人病」明医二 S17.9.28)
「子宮外姙娠もよくある症状で、(中略)原因は勿論喇叭管内に受胎する為で、妊娠二三ケ月頃下腹部の激痛に伴ひ出血があれば外姙娠と想ふべきで、本医術によれば、数回の施術にて全治するのである。」 (「婦人病」天 S22.2.5)
「(子宮外姙娠八ケ月だと言われましたが、・・・)
之は間違いで、子宮外姙娠は喇叭管へ姙娠するのであるから、喇叭管に八ケ月いるなどという事はない。育つ。二、三ケ月経てば痛くて堪えられない。又、そんなに拡がるものではない。」
(「講話集補」S24.7.26.)
「(子宮外姙娠の浄霊による治癒迄の道程及び現代医学の解釈の誤謬について・・・)
喇叭管に姙娠するのは事実である。痛いから手術するが、浄霊は二、三日で下って治る。霊が浄霊によって正しくなる。」
(「講話集補」S24.8.9.)
「(40才婦人、急激に出血。其の状態が約二十五日間続き、其後十日間程経過せるも気分悪く、現在白帯下が有ります。診断を受けました処、子宮外姙娠との事、急ぎ手術せよとの話ですが、・・・)
子宮外姙娠は非常に痛む。外姙娠なら浄霊でじきに治る。出血が二十五日間続くのはおかしい。外姙娠ではない。腰、腎臓部を浄霊する。」 (「講話集補」S24.8.27.)
《浄霊》
臍部から一、二寸下位、腰、腎臓部