I-② 下半身に関する病気

「(中略)卵巣除去の結果は、子宮癌、腎臓病を起し易い(中略)」     (「西洋医学の大誤謬(一)」明医S11.5.15)

 



 

「次に、毒血と膿でありますが、之は陰陽の如きものであります。然し、毒血は膿になるが、膿は毒血にはならない。ですから、毒血の浄化されたものが膿で、それは断えずどこかへ溜るので、婦人などは腹部へ溜りやすく、それが自然浄化によって溶解され、白帯下(コシケ)となって出るのであります。

 

 

 

 処が、白帯下が出ると、子宮が悪い、内膜が悪いんだと心配しますが、実は白帯下の出る程、結構なのであります。白帯下になって出ない人は、腹膜炎を起したり、足が重くなったり、利かなくなったりするのであります。(中略)」 (「毒血と膿」療講  S11.7)

 



 

「(中略)最も多いのは、子宮に関する病気である。医学では子宮内膜炎又は実質炎、周囲炎等の名称を附してゐるが、炎のつく限り有熱病であるから、浄化作用が起ってゐるので、放任しておけば必ず治癒するのである。然るに子宮抓爬(ソウハ)などを行ふが、之等は何の効果もない。何となれば、元来子宮内は不断に分泌物又は白帯下(コシケ)が下りるから、抓爬するや、忽ちに旧の通りに汚れるからである。(中略)

 

 

 

 次に、婦人病に対し、医家は診察の結果、よる喇叭(ラッパ)管が腫れてるといふが、之は誤診であると思ふのである。それは医家の診断は、内部からみて腫れてるといふが実は外部即ち下腹部に毒素溜結し、それが外方から圧迫するので、内部からはそうみゆるのであらう。(中略)」      (「婦人病」明医二  S17.9.28)

 



 

「(中略)茲で婦人病に就て、根本原因をかいてみるが、元々婦人病の一切は、体内に保有してゐる毒素が、漸次下降する為であって、下腹部に溜れば子宮、卵巣、喇叭管、膀胱等の障害となり、尚下降すれば痔疾、並に一般陰部の病原となる(中略)」

 

 

 

                 (「婦人病」文創 S27.)

 



 

「(スバコの原因――

 

 

 

 スバコは今でいふ「子宮病」等下の病を総称していふ。一般に白帯下が降りたり、冷え易い事をいふようである。漢方薬が下へ下りてくる。それが前とか後ろとかへ溜る。溜って固まったのは冷えやすい。その浄化が起るのが子宮病で、熱が出る前に局部的悪寒になる。腹膜の薬毒が溶けて下りるのが白帯下である。女は知っていた方がよい。腹膜のない人はない。腹には必ず毒が溜っている。薬を服んだ人は必ず腹膜がわるい。それが原因で卵巣とか子宮癌、痔、足痙(ツ)り、脚気等になる

 

 

 

下半身は浄霊すると治りいい。固まるのが少い。ハケ口に近いせいである。一番集るのは腎臓で、薬毒が腎臓附近に凝っている。飲み薬は腎臓へ来、外へ滲(シ)み出て固まる。その為小便の処理が出来ず、幾分溶けて下へ下りる尿毒が溜り、漸次背中の方へ溜る。スバコなど、腎と腰の間をやれば根治する。」

 

 

 

                 (講話集補 S24.11.19)

 



 

「(胸苦しく手痺れ・・・

 

 

 

 薬毒である。浄霊で治る訳である。卵巣を除ると頭へ影響する。淋巴腺に塊があるからそれを除る。手の麻痺は頭部である。」

 

 

 

                 (「講話集補」 年月不詳)

 



 

「(中略)それで女のコシケとかいろいろなもの、掻痒症とか、粘膜にカタルと言いますかオデキのようなのが出来るのは、頭の毒が一旦腰の方に行って、それが前の方に行くのです。ですから子宮が悪いというのは実は頭に原因があるのです。外の毒素もありますが、頭の毒素が一番下りるのです。」 

 

 

 

                 (「御教集22号」S28.5.5)