「此病気は、膀胱内に一種の石が出来るのであって、排尿の故障又は痛苦を伴ふものであります。
原因は、胆臓からの胆汁が浸出し、それが腎臓を通過して膀胱へ入り、尿中に混入せる水膿と結合し、化学的に結石するのであります。之は、胆石と同一の理であります。
本療法によれば、結石は漸次崩壊して治癒しますが、相当の時日を要するのであります。軽症一ケ月、重症三ケ月位であります。」
(「膀胱結石」療講 S11.7.)
「腎臓及び膀胱結石は、胆石が諸機能を通過し、腎臓中に入り、それに尿毒が附着し、漸次拡大する。又結石が輸尿管を通じて膀胱に入り膀胱結石ともなる。然るに結石が膀胱より尿道に通過せんとする際尿道の入口に閊(ツカ)える事がある。この為の排尿閉鎖も偶々あるのである。本施術によれば結石は崩壊し砂の如くなり尿と共に排泄全治するのである。」
(「肝臓及び黄疸と結石」天
S22.2.5)
(明医二 S17.9.28類似)
「(中略)胆石病に就いてもかいてみるが、此病気は腎臓から浸出した尿毒が上昇し、右側背部から胆嚢に浸入する。すると胆汁と右の毒素が化合して結石が出来る。之が胆石病であって、その石が輸胆管を通過する際激痛が起るが、此痛みは医学ではどうにもならず、止むなく一時的応急手段より外にないのである。而もその石が腎臓へ流下したのが腎臓結石である。
尚困る事には結石に尿素が附着し漸次大きくなり、腎臓壁に触れるので、痛むと共に出血する事もある。そうして此結石が膀胱に入ると膀胱結石となる。処が此結石が膀胱の出口又は入口につかへると尿が閉止し、下腹部が膨満する病気となり、非常に苦しんだ揚句大抵は死ぬのである。然し浄霊によれば結石は破砕され、砂の如くなって排泄し容易に全治するのである。(中略)」
(「眼、耳、鼻、口」医革
S28.)
(「薬毒(二)」医革も類似)(文創 S27.類似)
「(中略)膀胱結石も胃、腎臓が元である。」
(「講話集補」S23.12.12.)
「(子宮癌の人で尿が出なかったのが浄霊に依り出る様になり元気に、再び尿止り、幾ら浄霊しても出ないが・・・)
病気は大抵二度の形式をとるものである。膀胱辺を浄霊すればよい。小塊――結石のようである。膀胱の入口と出口をする。腎臓は無論である。小便の止るのは皆これである。」
(「講話集補」S25.1.15.)
「(小便をする時痛みますが、膀胱結石と診断・・・)
(尿道が痛むなら)膀胱結石ではない。(膀胱炎は割合い奥の方が痛い)一個所へ毒が固まり、おデキになろうとしている。そこを通る時に痛む。尿道の扁桃腺のようなものである。」
(「講話集補」S24.7.28.)
《浄霊》
背面及び側面腎臓(特に右)、膀胱辺(膀胱の入口と出口)、