F,肝臓病について

「(中略)心臓は火、肺は空気、胃は土、腎は水の役であります。又、腎臓と肺臓が水で、心臓と肝臓が火の役とも言へるので、又、心臓が霊で肝臓は体肺が霊で、腎臓は体とも言へるのであります。」            (「腎臓疾患」療講 S11.7.)

 



 

「胆臓は胆嚢ともいひ、肝臓に包まれてゐるもので、昔から肝腎要めといって、肝臓と腎臓は大切なものになっております。此外に、脾臓、膵臓などがありますが、之は病気にあまり関係がないから、省略する事と致します。

 

 

 

 丁度胆臓を心臓とすれば、肝臓は肺のやうに一つの保護的な位置になっております。

 

 

 

 医学の解釈では、腸で選り分けたものを肝臓で、血液、漿液、脂肪などに分けて、身体の方々へ送る事になっております。胆嚢の中には、胆汁があって、それを始終胃へおくり、消化を援けてゐる訳であります。」      (「肝臓病と胆臓病」療講  S11.7.)

 



 

「此病気は、症状は肝臓部の痛苦及び糖尿病等であって、原因は肝臓の外部に溜結せる毒素の塊が圧迫してゐるので、肝臓の活動に支障を来すので、右の塊を肝臓肥大と誤診さるる事が多いのである。故に、盛んに運動をして浄化作用を起せば、患部に発熱し、喀痰又は下痢となって排泄し、治癒するのである。」

 

 

 

                 (「肝臓病」医試  S14.)

 



 

「肝臓部-黄疸をおこす。右肋骨末下に熱をもち胸やけなどする。肝臓腹膜-黄色の腹膜。胆汁は水に交ると固まり易い、輸胆管に石がたまると胆石。治療により小さく粉になる。」

 

 

 

              (特別講習会御講話 S15.11.9)

 



 

「肝臓病に就て説いてみよう。医療に於て、肝臓病と名付けるものは、大抵は肝臓は異常はないのである。それは肝臓の外部に溜結した毒素が肝臓を圧迫するので、之が其部の痛苦又は黄疸等を起すのである。医師の診断に於て、よく肝臓が腫れてゐるといふが、実は、肝臓外部に溜結せる毒素の塊を誤って肝臓が腫れてると思ふやうである。故に、右の毒結を溶解するに於て容易に全治するのである。」     (「肝臓及び黄疸と結石」明医二  S17.9.28)

 

 

 

        (「肝臓及び黄疸と結石」天  S22.2.5類似)

 



 

「肝臓圧迫されると胃の働き弱る。」 

 

 

 

                 (御講話 未  年月不詳)

 



 

「(中略)肩を柔らかくするという事は、肺と心臓と胃が良くなります。ですからこの三つが良くなるという事は、他は問題ではありません。他の事は附録みたいなものです。肝臓が悪いと言ったところで、やはり肩から下がって行って溜まるのです。それから腎臓が悪いと、こういう所(腰)に溜まりますが、それも肩から下がって来るのです。」        (「御教集24号」 S28.7.7.)

 



 

「(中略)今のいろんな病気の原因が上から下に下がって行くうちに所々に固まるのです。それから肝臓や膵臓は違います。これは胃です。のんだ薬がだんだん外に流れて行って肝臓に固まると肝臓で、膵臓に行けばこれは糖尿病になります。」

 

 

 

               (「御教集24号」 S28.7.15.)

 



 

「(中略)他の肝臓とか膵臓とか腸の病というのは又違います。それは一旦胃にはいった物が腎臓に行かないうちに、その辺に浸透して行って固まるわけです。」   (「御教集24号」S28.7.17.)

 



 

「(中略)無論肩を柔らかくするという事も、固いほど力を入れないのです。(中略)これ以上力を抜けないというところまで力を抜くのです。そうすると固い肩でも柔らかくなって来ます。それで一番は結核によいです。それから心臓病によいです。心臓病によければ喘息にもよいし、それから食欲が出ますから、胃によいから、消化不良などは忽ち治ってしまいます。それから胃が良くなれば肝臓も膵臓も良くなり、胆嚢も良くなります。」

 

 

 

               (「御教集24号」 S28.7.25.)

 



 

「(中略)毒で体を弱らして浄化を抑えるのが薬の効能です。――霊界の浄化力が強くなったので、注射液が体の一ケ所へ寄って来るのです。そのためにいろいろ障害が起きる肝臓出血などはそれです。だから毒血が局部的に寄ってくると熱が出て苦しみが起るのです。浄化が弱い時代は注射薬なんかは体全体に廻りそれから局所へ寄ったのだが、今はそれが全体に廻らない中に寄って了ふのです。」            (「御光話録」 S23.11.28.)

 



 

「(中略)胃から膵臓、十二指腸、肝臓等に無痛の腫物が出来、それが割れて始終滲むように出血して便に混ずる事がある。」 

 

 

 

                  (「講話集補」S23.10.28.)

 



 

「(肝臓下部に玉子程の塊・・・

 

 

 

 薬毒が沢山あるんで、そこへ薬毒が溜る癖がついている。元は腎臓である。肝臓の腫れる所の後ろの方を浄霊すれば治る。」

 

 

 

                 (「講話集補」年代不詳.)

 



 

《浄霊》

 

 

 

 肩、胃、肝臓(前後及び右肋骨末下)、腎臓(主に右)。