「(中略)胃の薬というのは消化薬で、消化薬は重曹が元ですから、重曹というのは柔くする癖がある。そうすると胃壁や腸を段々柔くして了うから、胃の粘膜が一寸触つても切れる様なそういつた習慣になつてますから、固形物が其処につっかゝると、傷をして出血したり痛んだりします。
それから十二指腸潰瘍もそうです。そういう場合丈です。そういう場合は分ります。出血があります。喀血するとか――胃潰瘍の喀血ですが、それから便が出るとかするから其時は潰瘍が出来ているのですから、其時はそれに障らない物を食べる。」
(「御教集13号」 S27.8.27.)
「(中略)十二指腸は臍の下である。背中を浄霊せぬから治りが悪いのである。背中七分胃部を三分位にしてやる。胃腸カタルで死ぬなどあり得ぬ。」 (「講話集補」S25.2.7.)
《浄霊》
胃潰瘍の急所とほぼ同じ、臍の下(前後)、背中を主に