D-⑮ 肺気腫 及び 鉱肺

〔肺 気 腫〕


「(中略)氷で冷すのは最も悪いので、治すには熱が必要であるのを反対に冷すから熱の活動を止めて終う為癒らんのである。反って悪くなるのは当然である。熱が出て毒を道筋方面へ送らうとするのを冷すから道筋方面へ行けず是が肺の辺りへ寄るから肺気腫なぞになるのである。腫物の出来て腫れるのは活力があるからよいのであります。」       

                                (「天照皇大御神」観講  S10.9.15)

 

「(中略)最初耳下腺附近に脹が出来たので、盛んに氷で冷した。すると、其部分は脹れ切れずに固まったので、病院へ入院した。すると今度は、反対の側の方へも腫が出来た。それをも氷で冷し、次々出来ては氷冷して、次から次へ出来た腫物を悉く固めてしまった。すると其為に膿が其部へ集溜されなくなるから、段々下の方へ溜るやうになって、終に肺気腫が起りそうになったのであります。     《  図1》

《  図1》

医師は驚いて、生命が危険だといふので、切開して膿を出したが、それも一時小康を得ただけで今度は、外部へ集溜されなくなった膿は、止むなく内部-即ち口内から咽喉部へ溜って、終に咽喉が塞がり、呼吸困難になって死んだのであります。死の一ケ月ばかり前に私の所へ来たのでありますが、私の方でいくら溶しても氷で固めてある為」と「衰弱の為」に浄化力が起らないので、どうする事も出来なかったのでありました。」   (「扁桃腺肥大症」療講 S11.7.)

 

 

 

《浄霊》 頸部、肩、肺、背中(熱、固結のヵ所)

 

     〔鉱 肺について〕

 

 坑夫として働いて来た人、胸を病んで居る、医者はと申しますが・・・

 

  何か吸い込むのである。鉱物が溶解する劇薬とか、鉱山の毒とかである。斯ういふ原因の肺は放置していて自然に消へてゆく。浄霊は肺、喉、背中でよい。」     

                                          (「講話集補」S25.5.5.)

 

 

 

《浄霊》 肺、喉、背中