〔肋骨カリエス〕
「肋骨カリエスは、肋骨の裏面の骨膜に溜結せる膿が骨に微細なる無数の孔を鑿ちて、外部に排泄されんとする一種の浄化作用である。医学では骨が腐ると称して、手術により痛む部所だけを切除するのである。然し自然療法によって完全に治癒するので、痛苦は少し我慢すれば治るので、骨が腐るなどといふ事はあり得ないのである。」
(「カリエス」医試 S14.)
「(第二肋骨のカリエスと診断、浄霊後咽喉部が腫れて白い小骨らしきものが膿に混って出て来ました・・・)
医学では骨が腐ると云ひますがね、骨ってものは決して腐るもんぢゃないんです。あれはね、骨の内側に膿があるとそれが外へ出る時に骨に添って廻って出ればいゝんですが――一寸ここは神様気がきかなかったんですが――骨に細い針の様な孔を沢山あけて、その孔を通って膿が出るんです。歯の痛いのもね、孔があく時のその痛みなんです。だから骨の外へ出て、腫れ上ってしまふと痛みがずっと楽になるでせう。
で、この骨の孔は膿が外へ出てしまえば直ぐに元通りくっつきますから、心配しないでいゝんです。若し骨が腐るもんなら骸骨なんてありゃしないですよ。(中略)この骨みたいなものはね、膿の塊りですよ。然し骨が出ないとは限りません。肋骨カリエスなんかになると手術して金属を補助に入れますが、骨ってものは放っておくと直ぐにくっつくものらしいです。非常に早くつく様ですね。」
(「御光話録5号」 S24.3.23.)
「(カリエスにて胸部苦痛、年下部肋骨附近に卵位の玉が出来、肋骨三本切断、その後病状悪化、胸部は苦しくなり、現在体が苦しく、頭が痛い、両肩附近に未だ卵位の塊が出来ています・・・)
医者にかからなければこんな事はない。医者に作ってもらったのである。肋骨切断する時消毒薬を使ふから痛むのである。人間衰弱するといろんな霊が憑くもので、貧血状態になると霊が憑り易い。(血液の霊化)苦痛の所を浄霊すればよい。膿の出る苦痛と薬の苦痛である。気長に浄霊する。浄霊する人の強弱がある。古い人がいい。」
(「講話集補」S24.5.25)