D-⑪ 喘 息 気管支性喘息〕
「次に、気管支性喘息であるが、之は肋骨附近に固結してゐる毒結が、浄化によって少しづつ溶けるので、それをヤハリ肺の方から吸引しようとして肺臓は猛烈なポンプ作用を起す、それが咳であるから、之によって痰が排泄され、一時快くなるのである。然し痰の量が多く出れば出る程、短期間に治るのであるが、それを知らない医学は、極力固め療法を行ふので、少しづつしか痰が出ないばかりか、薬毒も追加されるのと相俟って、治り難くなり、慢性となるのであるから、丸で笊へ水を汲んでゐるやうなもので、人により何十年も苦しんで治らない者はそういふ訳である。之を考へたなら患者も医師も、実に気の毒の一語に尽きるが、何とか分らしたいと常に思ってゐるのである。」
(「喘息」文創 S27.)
「(中略)咳が出ると気管支が悪い、気管支喘息などと言いますが、それは気管支ではないのです。気管支はただ痰をつり上げるためのもので、それでゼーゼー言ったりするのです。ですから息切れというものは肋骨附近にある毒の固まりが、歩いたりすると息が切れるという事は、歩くと軽い浄化作用が起こりますから、此処にある物が少し溶けるのです。溶けると肺が吸収しようとして引張るのです。それで息切れがするのです。
ですから息切れのする場合に押してみれば必ず痛い所がありますから、其処を浄霊するのです。そうすると息切れはずっと良くなります。これが根本です。
それで一番多いのは横腹です。脇の下なども多いです。それで息切れをして、今にも息が止まりそうなのは、ちょっと触ってみると固まりがありますから、それを溶かすとスーッと良くなります。ですから、息切れはそう心得ておかなければならないです。それから、そればかりでなく横隔膜の毒がやっぱり息切れの原因になります。これは喘息に一番多い症状です。」 (「御教集23号」S28.6.17.)
「(中略)咳が出て息がつまるようなのが気管支性である。」 (「地天12号」S25.1.20.)
①は喘息の本格的原因、特に発作は①が主、②が次、 ③ は、発作の原因とはならず、唯だ咳嗽の原因となる又咳嗽ある場合は喘息の急所の確認と耳下腺の膿の溜結をチェック。触ると熱い個所及び、取り次いで軽くなる場所を浄霊