〔八 重 歯〕
「歯の出ないうちに浄霊すれば治る。原因は前生死の刹那歯を傷害した為である」
(「八重歯は治るか」教えの光S26.5.20.)
「たんと未だ出ない中に御浄霊すれば治りますがね、沢山出たあとではいけませんね。之も前世の罪ですよ。何の罪かっていへば、まあ、親の脛を噛りすぎた罪ぐらい
(笑声)」
(「御光話録8号」S24.3.)
「(歯の生え代る時、前の歯が抜けないで、八重歯が出来た時、其の儘にして置きますと口の恰好が悪くなりますが、御浄霊により古い歯が抜けるでしょうか・・・)
少し出かゝりに浄霊をすればよろしい。出てしまった後は歯医者に抜いて貰ひなさい。」 (「会報」S24.7.)
「八重歯は毒素があって閊えるのが原因で、浄霊によれば抜けないで位置が良くなる。然し、歯が相当出たのは見込みがない。」
(「講話集補」年代不詳)
「八重歯は順調に出すべきものを邪魔物がある為外の側へ出る。」
(「講話集補」年代不詳)
《浄霊》 患部、
〔歯ぎしり〕
「(眠ってゐる時歯ぎしりするのは・・・)
之は副霊の働きです、動物によっては口を固く結んでゐるのがあります。猫、馬、牛などは口を開きませんが、そういふ動物が憑いてゐる人が眠ると放心して了って副霊の癖が出て来て口を固く結ぶんです。こういふ人は信仰に入り段々副霊の力が弱るにつれて治りますよ。」
(「御光話録3号」 S24.1.28.)
「(歯ぎしりとか、寐て居て半分目を開けるのは・・・)
動物霊です。寐るとそれが体一杯になる。歯ぎしりと言うのは、動物によつては咬合せるのがあります。処が人間の方は動物より脆(モロ)いから、音がするんです。」
(「御垂示録2号」 S26.9.8.)
「歯ぎしりは霊的で、動物霊である。動物は非常に歯を強く噛む。寝ると動物霊の勢いが出る。」
(「講話集補」 S23.12.21.)
「(歯ぎしりするのは・・・)
霊的作用で、動物霊である。動物は非常に固く口を閉めているもので、人間の方が開いている。」
(「講話集補」 S23.12.22.)
「歯ぎしりは霊的であり、動物霊が寝ると勢ひが出る傾きがある。」 (S24.)
「(歯ぎしりする人)
動物霊の歯を合しているものである。猫、牛、馬などの霊が憑いている人は歯ぎしりする。入信していると治る。」
(「講話集補」 S24.1.28.)
「歯ぎしり――動物霊が憑いている為である。動物霊によっては非常に口をよく塞いでいるのがある。厳格に言へば、副霊とお客様と動物霊が二つ憑いている。副霊は人間が寝ると霊界へ行く。するとお客様の方の正体そのままが出るのである。(中略)浄霊で治る。」 (「講話集補」 S24.10.8.)
「(毎夜歯ぎしりと同時に両足をバタバタ・・・)
動物霊に未だ勢いがある訳である。歯を固く締めるのは動物である。両足をバタバタさせるのは特によく表はしている。」
(「講話集補」 S24.10.22)
「歯ぎしりは副守が勝ってる。副守の力が弱るにつれてなくなる。」 (「講話集補」 S25.4.16.)
《浄霊》 副霊を弱らす(脳天、前額部(天帝)、眉間、鳩尾、)
〔歯磨きに就いて〕
「(中略)歯磨なども薬剤の入らないもの程可い訳で、私などは近頃歯磨も塩も何にも使はず、只指の腹でコスルだけである。」 (「口中の病など」文創 S27.)
「(中略)歯刷子は朝だけでいゝでせう。又歯刷子のため歯が悪くなる事はない。皆薬のためです。歯を磨く時、歯よりむしろ肉を磨いた方が宜しい。歯ぐきから血が出たりすると歯がしまって来ます。(中略)歯磨粉も薬の強いのはいけない。(中略)」 (「御光話録」 S23.8.28.)
「(歯を磨くのに塩を用ふるのは・・・)
結構ですよ。薬の入った歯磨きより却って塩がいゝですよ。薬の入ったのは歯が弱りますからね。ハッカの入ったのも歯が弱りますね。その点では塩が一番いゝでせう。」
(「御光話録7号」 S24.4.23.)
「(歯を磨く事は・・・)
朝だけでいいと思ふ。(中略)ブラシの為に歯の悪くなる事はない。それは薬入り歯磨きの為である。歯は歯齦を磨かなくてはいけない。歯が丈夫になる。歯の痛む事はなく大抵歯齦が痛む。(肉)激痛は肉の膿が歯へ孔を開ける。(中略)」
(「講話集補」年代不詳)
「(歯を磨くのに塩を使ふのは・・・)
塩もよろしい。薬入り歯磨きは歯が弱る。薄荷(ハッカ)の沢山入ってるのも歯を弱らす。」 (「講話集補」年代不詳)
〔虫歯に就いて〕
「(虫歯になる理由、予防は・・・)
予防出来ますよ。それにね、歯が悪くなるのは体が悪いからなんですよ。やっぱり両方共丁度一致してるんです。だから虫歯があるのは体のどっかにも虫くってる処があるんです。(笑声)予防は体を浄霊して体をよくすればそれでいゝんです。」 (「御光話録15号」 S24.9,10.)
「(虫歯になって歯医者に行くと必ずと言う程神経を抜き、セメンを詰め、治療を致しますが・・・)
止むを得ぬ。神経が痛むのは、神経の奥に薬毒が溜るからである。(中略)故に、一時的に神経を抜いて埋めるのは止むを得ぬ。セメンを詰めるのも、薬毒のある間は止むを得ぬ手段である。但し、その際消毒薬を詰めるのはいけない。きっと後で痛む。之は私の体験で明らかだ。消毒薬が腐って膿になって出ようとする痛みである。」
(「講話集補」 S24.9.7.)
「(虫歯になる理由・・・)
歯がわるいのは必ず身体のどこかがわるい。」
(「講話集補」 S24.9.23.)
「(虫歯の原因は・・・)
歯齦から薬毒などが栄養妨害し、歯を滲みてゆく。痛みは神経以外は皆歯肉で、浄霊も歯肉である。」
(「講話集補」年代不詳)
「(糖分を多く摂ると虫歯が多くなると言いますが・・・)
糖分が一番腐敗し易い。子供など含嗽せぬ為虫歯が出来る。歯でも何でも人間の健康と平均してゆく。歯が弱いのは身体が弱い。薬を入れぬようにすれば健康になる。親が薬など飲まねば子も健康で、丈夫になる。」
(「講話集補」年代不詳)
〔含漱に就いて〕
「(中略)含漱を矢釜しく言ふが成程食後の含漱は結構である。歯の間へ附着したものを除るからである。然し外出から帰宅後などは滑稽である。何となれば唾液には非常に殺菌力があるので、含漱をすればそれがなくなる。故に、含漱は歯の掃除以外は反って不可である事を知らなくてはならない。」 (「箆(ヘラ)棒療法」 S11.)
「(中略)扁桃腺などは含漱する方が反って治癒を後らせるのである。」 (「箆(ヘラ)棒療法」 S11.)
〔歯石に就いて〕
「(歯石が早く出来る人と遅い人・・・)
歯石のたまる人は歯が軟いからで、軟いのは弱いからで、ということは身体が弱つているからである。最近小学生は九割虫歯があるというから、如何に弱体であるか寒心に堪えないのである。」
(「歯 石」教えの光 S26.5.20.)
〔治療に使う麻酔に就いて〕
「構いませんよ。ここ(歯部)丈やるんですからね。そんな事は何でもない。歯の注射は暫くすると、歯に出ちやうから別に心配する事はない。それから、麻痺の注射は余り害にはならないですよ。普通の薬毒と違つて一時的だからね。」 (「御教集5号」S26.12.11.)
「(歯医者で御座いますが、信者の場合は、歯を取る時に薬を使いませんので――)
薬を使つちやいけませんね。又痛みますよ。
(神経が出ている場合には・・・)
神経を殺すんでしよう――亜砒酸でね。それはやつても良いです。麻痺剤を注射してね。
(神経を取りました後に、御霊紙を詰めますのは・・・)
そんな事しなくても、薬さえつけなければ――その時消毒薬を使わない様にするんです。
(オキシフル、アルコールもいけませんので――)
アルコールは構いません。オキシフルはいけません。(中略)痛いのは毒が固まつて溶けているんだから、腫れれば腫れる丈結構だからと、理解させてやつたら良い。それで解らなければ仕方がない。」
(「御垂示録8号」 S27.3.1.)
〔その他〕
「(中略)親不知歯が生えたと言つても、そんなに痛むものではないです。激痛と言うのは、他の原因です。こゝ(歯)から毒が出ようとする。下歯の痛みは、之(頸部淋巴腺)がこう(下歯に向い)いく。上歯のは頭の毒がいく。」 (「御教集4号」 S26.11.15.)
「(7歳女児、半年程前乳歯が一本自然に抜け、未だ本歯が生えて来ません・・・)
生えてくる。生え方の遅いのは身体の衰弱している点がある。」 (「講話集補」年代不詳)
「(生後十ケ月の女児、下前歯二本、次に上前歯三本生へて参りましたが、気むづかしくなり、発熱・・・)
昔から歯が生へるとそういふ事が殆どある。毒がある為、刺戟するんで毒が集る。毒がなかったらそういふ事はない。」 (「講話集補」 S25.1.26.)