「次に無嗅覚の原因は、鼻の尖端に毒素溜結し、それが嗅覚神経への刺戟を遮断する為と後頭部下辺の凹所に毒素溜結の場合とある。そうして後者に於ては痳酔剤使用の結果又は瓦斯中毒等によって鼻孔から吸収したその毒素が、右の局所に溜結する為による事も稀にはある。そうして前者は非常に治り易く多くは二三回の治療で大抵は治癒するが、後者の場合は、相当日数を要するのである。
(中略)」 (「耳鼻疾患」明医二 S17.9.28)
「無嗅覚の原因は、鼻の尖端に毒素溜結し、嗅覚神経を麻痺させる場合と、後頭部下辺に毒素溜結の為とである。そうして慢性と急性とあり、前者に於ては自然的緩慢なる毒素溜結であり、後者にあっては麻酔剤使用又は瓦斯中毒等に因るもので急性は簡単に治癒するが慢性は長時日を要するのである。」 (「耳鼻咽喉疾患」天 S22.2.5)
「(中略)無嗅覚も延髄を浄霊すると治る。」
(「地天12号」S25.1.20.)
「局部的と全体的とある。局部的が全体になる事がある。頭へ来ると全体を支配出来るから憑くと同様に、鳥の霊が頭へ憑くと無嗅覚になる。鼻へ憑く事はない。」
(「講話集補」S23.)
《浄霊》 鼻の尖端、鼻柱両側、後頭部下辺の凹所、延髄、
左右後頸部、前頭部、前額部