「(中略)又、瞳の見当違ひの人があります。之は某大実業家の令嬢でしたが、生来酷い藪睨みで、眼が見当違いなので、踊りの場合など顔の位置が調はない。それを治療した所一ケ月位で全治し、踊りの際顔の位置が正しくなったと言って喜んで居りました。之は、眼を動かす筋を水膿溜結が妨害して居ったものであります。」
(「眼病」療講 S11.7.)
「(幼児の薮睨みは霊的?・・・)
之は治ります。霊的と体的と両方ありますよ。霊的の場合は眩しくて正視出来ないんですね。眩しいといふのは地獄にゐた時の苦しみが未だ眼に残ってるんです。前世に於て、人の目をくらますとか、ごまかすとか、或は盲だったとかね。それがまだすっかり浄化されない中にこの世に生れて来たんですね。
それから体的にはね、眼の筋が吊れてるんですよ。毒の固りがその筋を圧迫してるんです。ですから浄霊によってどちらも治りますよ。」 (「御光話録8号」 S24.3.)
「(外方斜視は・・・)
吃りと同じようなもので、目を引っ張ってる線が毒の為短くなっている。目の神経に障害があるのであるから、眼の奥の浄霊で治る。」
(「講話集補」 S23.12.12.)
「(薮睨みは・・・)
体的が多い。眼のどっちかの線が延びぬのである。浄霊すれば治る。」 (「講話集補」 年代不詳.)
「(薮睨みは・・・)
頭の毒が眼の筋を抑えてる。目へ出来てる。それでいくらか眩しい。頭を浄めればよい。」(「講話集補」 S24.7.16.)
「(斜視は・・・)
毒が動眼神経を抑えている。目を中心に前頭部をすれば治る。首の周り――。」 (「講話集補」 S25.4.26.)
《浄霊》 目の筋及び眼(中心及び奥)、前頭部(奥)、 側頭部(奥)、後頭部、延髄、頸部