はじめに               

                         

編集者                                    

 

 この地上に天国を造るという主神様の御意図を具現化するために、メシヤ様がこの世に御降臨されて、今まで間違って進んできた文化の過ちを正すべく、「医学革命」と「宗教改革」を訴えられ、その為の具体的手段として、人類を救うために「浄霊」という神業と、今まで人類に明らかにされなかった真理を教えるために数多くの「御教え」を示されました。

 

 

 

 

 

 また、主神様は理想世界建設の為、人間を使役して、その時代時代に必要な営みを積み重ね、人間は生き変わり死に変わりしつつ、輪廻転生を繰り返して現在を迎えているのですが、そうした営みの積み重ねの中にも、その時代背景が夜の時代であったがために、生き抜いていくために身に付けた、どちらかというと悪い癖のようなものが染み付いております。そのために、夜から昼への転換期の現在にあっては、自らの魂に染み付いている癖を取ると共に、そうしたものを含めて少しでも心の曇りを取って、曇りの少ない魂の持ち主にならなければ、地上天国に住する人間にはなり得ないわけであります。

 

 

 

また、地上天国の住人としての資格ということについて、メシヤ様は御教えの中で、病気のない健康人、貧苦から脱出した人間、和を好み争いを嫌う人間ということを示されておられますが、その為には、やはり御教えの拝読を徹底すると共に、御教えに沿った行動・・・多くの人を救い徳積みを重ねつつ、曇りの少ない魂の持ち主となることが不可欠です。

 

 

 

その為には、メシヤ様の御神格を深く覚らせていただくと共に、日常生活の行動規範として、多くの御教えの中から抜粋して作ったものが「信仰の手引き」でありました。私自身も、この編集した資料に目を通して、自らの魂を磨き心を浄めると共に、その実践を通して魂に染み付いた癖を取るように務めると共に霊性の向上を目指して、日々こつこつと積み上げさせていただいております。

 

 

 

そして、多くの人を救うことの出来る、奇蹟のいただける浄霊力を身に付けさせていただきたいという願いから、数多ある御教えの中から「浄霊」に関するものを抜粋して「神示の医学」として編集し、自らの浄霊実践に役立てております。

 

 

 

 しかし、それだけではまだまだ不十分です。

 

 

 

体が悪くなったり病気になったりした時に浄霊をいただいて、毒素を焼尽して健康を取り戻しますが、その後の生活が病気になる以前と同じでは何も改善しません。浄霊を受け毒素を体外に排泄して健康になる、しかし、体内に毒素を入れる、また浄霊をして毒素を取る、また体内に毒素を入れるという鼬ごっこでは、いつまで経っても本来の健康体にはなれません。

 

 

 

浄霊をして体内の毒素を焼尽すると共に、体内に毒素を入れない生活をしていかなければ、またそのように心掛けなければ、メシヤ様の信者としては如何なものでありましょうか。

 

 

 

この体内に毒素を入れない生活とは・・・具体的には、「食べる」ということで主であり、これは人間として必要不可欠のものです。農業における農薬、化学肥料の害、残留農薬による複合汚染、食品について言えば、着色料、添加物、合成保存料、防腐剤等、また、身近な環境問題についていえばシックハウス問題、このように口から入る毒素や皮膚から入る毒素、更には空気に混入して体内に入る毒素・・・皆さんもご存知のように、このような物質は体内では分解されないので、体内に残留し曇りの発生原因に、また病気の原因にもなります。メシヤ様が「目の前に食べ物が山とあっても食べられない時代が来る」と言われていたのは、まさに現在の状況ではないでしょうか。

 

 

 

 このようなことにならないようにということで、メシヤ様は「食と農」について、「自然農法」を提唱し、「食事」についても多くの御教えを私達にお示し下さっておられますが、多くの関連教団に於いては、「自然農法」と「自然食」を提唱している教団も多く存在しますが、御教えに書かれているにも拘らず、この程度はいいと教団幹部が勝手に判断して信者に伝え実践させていたり、これ以外の添加物はいいとして承認していたり、中には食べ物に浄霊して食べればいいというようなことを言っている所もあるようです。そこには、余りに御教えとかけ離れた現状があります。

 

 

 

そこでこの度は、メシヤ様の多くの御教えの中から、「食と農」ということについて、「自然農法について」と「食について」というタイトルで御教えを抜粋して整理してみました。十分な整理ではないと思いますが、不備なところは今後修正しつつ、さらにいいものに仕上げていきたいと思っております。

 

 

 

信者として、日々の食生活に気を配ると共に、日常使う(シャンプーやリンスをはじめとする)ケア商品にも気を使って生活する必要があると思います。また、一坪でも土地があれば家庭菜園など実施していただき、田や畑を所有しておられる家庭であれば、何とか自然農法の実践に向けて、少しの土地からでもいいので切り替えて取り組んでいただければ嬉しく思います。この整理した内容が皆さんの生活の一助になれば幸いです。

 

 

 

「誠」とは・・・メシヤ様へ対する信者としての「誠」とは・・・献金するとか奉仕するとか、そういうことも確かに大切ではありますが、メシヤ様は、『私の言ったことを一つでも半分でも実行してくれる方がうれしい』と仰っておられますが、御教えの実践こそが、メシヤ様に対する本当の「誠」の証しではないでしょうか。よろしくお願い致します。

 

 

編集者


「食と農」の掲載内容一覧

 

「自然農法」について
A、総 論
 A-1、御教え研鑽に当たって  A-2-8、使用不可な肥料と堆肥について  A-3-3、自然農法に関する歌
 A-2、現代農法の誤謬  A-2-9、寄生虫問題について  A-3-4、自然農法の優秀性
 A-2-1、従来の農法について  A-2-10、害虫等について  A-3-5、作物にも感情がある
 A-2-2、不作の原因  A-2-11、災害について  A-3-6、自然農法と信仰
 A-2-3、農耕者が陥っている迷信  A-2-12、自然の肥料  A-3-7、自然農法と浄霊
 A-2-4、既存の肥料について    A-3-8、今後の計画
 A-2-5、糞尿肥料と科学肥料の害  A-3、自然農法について  
 A-2-6、糞尿の処理について  A-3-1、自然農法の理念  
 A-2-7、消毒薬について  A-3-2、自然農法への想い  
B、各 論
 B-1、栽培に関する諸注意  B-10-1、稲と苗関連  B-11-1-③、その他
 B-2、自然農法への転換移行期間  B-10-2、田の土について  B-11-1-④、家庭菜園について
 B-3、新たな開墾地での栽培は  B-10-3、籾蒔、苗代等について  B-11-2、その他の農業
 B-4、土壌について  B-10-4、水に関する事  B-11-2-①、養蚕について
 B-5、堆肥について  B-10-5、二期作と二毛作について  B-11-2-②、果樹について
 B-5-1、堆肥についての御垂示  B-10-6、分蘖について  B-11-2-③、花について
 B-5-2、藁について  B-10-7、その他  B-11-3、その他
 B-6、種子について  B-10-8、麦について  B-11-4、参考文献
 B-7、連作について  B-11、「畑(野菜)」等について  
 B-8、客土について  B-11-1、色々な野菜について  
 B-9、深耕について  B-11-1-①、「芋類」について  
 B-10、「田(稲)」等について  B-11-1-②、栽培法について  

 

「食」について
 1、人は健康が常態   9-2、菜食について  11-6、下痢している時の果物について
  1-1、健康保持は自然順応  10、食餌について  11-7、その他
 2、現代の健康法の問題点  10-1、動物性と植物性の食餌について  12、乳幼児の食事と食物について
 3、現代栄養学の誤謬   10-2、食餌の方法  13、酒と煙草について
 4、サプリメント飲用の誤謬   10-3、農家の食事  14、農薬、化学肥料の人体への害
  4-1、栄養注射の害   10-4、病人に対する食事  15、長寿の秘訣について
 5、栄養の根本  11、食物について   15-1、仙人の例
 6、よく嚼(カ)むということについて   11-1、陰と陽の食物について   15-2、メシヤ様の健康法
 7、牛乳について   11-2、体内機能と食物    《参考資料》
 8、胃を強く、健康にするには   11-3、食物の特色  
 9、肉食と菜食について  11-4、味覚と食物  
  9-1、肉食について  11-5、食べ合わせについて