《 図1》
此病気の手術の結果は、面白くないやうであります。手術をすれば、縫ふ為に舌はとても吊るのであります。又、ラジュウム療法をよく行ひますが、之は-固めるから癌は縮小します
(「舌癌」療講 S11.7.)
「次に口内粘膜にブツブツが出来て、ものが沁みたり、喉が痛んだり、舌におできが出来たりする人があるが、之は悉(ミナ)服み薬、又は含嗽薬が粘膜へ滲透し、古くなって毒素となり、排除されやうとする為であるから、放って置けば必ず治るのである。
舌癌なども殆んどそれであって何にもせず放ってをけば、十中八、九は治るものである。処が医師は癌らしいものであっても、職業柄治る治らないは別として、薬を用ひるより外に方法がないとして、先づ薬物療法を行ふが、之によって反って悪化させ、本当の癌になる事が多いのである。
(「口中の病など」文創 S27.)
「(中略)含嗽薬であるが、之は極く稀薄な毒ではあるが、始終用ひてゐると、口内の粘膜に滲透し、毒素となって排泄する時、粘膜が荒れたり、加答児を起したり、舌がザラザラしたり、小さな腫物など出来たりするから廃めた方がいい。特に咽喉を使ふ芸能人には最も悪い。又一般水薬に就ても同じ事が言える。長い間にヤハリ粘膜から滲透した薬毒は右と同様になるが、薬が強い為悪性である。而も意外な事には舌癌も之が原因である。」
(「薬毒の種々相」文創 S27.)
「(右頸部淋巴腺が腫れ二度手術、その後舌癌との事で手術、その後耳下腺及び顎下淋巴腺大小四箇腫れて参り首が締めつけられる様な圧迫感・・・)
之(頸部淋巴腺)だ。こゝに消毒薬が滲み込んで、下にいつた。丸で、悪くする様に悪くするようにやつているんですよ。之も犠牲者ですね。淋巴腺が腫れても、打遣らかして置けば、良い具合に腫れて出て良くなるんですがね。
(「御教集4号」 S26.11.18.)
「(昨年夏舌に小さいものが出来、浄霊で治りましたが、本年になり鼻茸の様なものが出来、咽喉の下の方にも出来ており、先の方もダラダラしており、食慾がなくなりましたが浄霊戴き食慾も出て参りましたが、時々痛みを感じます。(中略)薬毒でしようか。舌癌ではないかと思いましたが・・・)
薬毒ですよ。何でもないですよ。気長にやればすつかり治りますよ。その代り長くかかりますよ。医者に行けば舌癌だと言いますよ。」 (「御垂示録10号」 S27.6.1.)
「(舌癌にて浄霊、舌の腐蝕した部分が落ち黒血が沢山出ました・・・)
大変よい事で、助かる。そのまま続ければよい。之は本当の癌ではなかったのである。頭の毒血が舌から出ようとして舌に固まったものである。本当の癌は痛みも出血もない。苔みたいなものが重なっている。之も治らなくはない。
舌の故障の罪はその人の言葉によって人を苦しめたような事、例えば裁判などで、その人の言葉によって罪を着たために怨む、その怨みの罪が舌へおデキになったりなどするのであるから、人に怨まれるような言葉は注意しなくてはいけない。」 (「講補」 年代不詳)