食と農
A-1、御教え研鑽に当たって
「メシヤ様のお言葉の重要性」
私の説を守らない訳ではあるまいが、どうも長い間の肥料其他の迷信から抜け切れず、ともすれば私の説を軽視し勝ちで、自分の考えが幾分でも混る為、それだけ成績に影響を及ぼすのです。
(「自然農法の勝利」栄163号 昭和27年7月2日)
そういうような具合で自然栽培は、最初から私の言うとおりにした人は素晴らしい成績をあげているのです。昨夜来ただけの報告はみんな見ましたが、なにしろ薬迷信と同じ様に肥料迷信がしみ付いているので、私の言うとおりに思い切ってしない人が非常に多いのです。最初はオッカナビックリ厩肥を混ぜてみたり、外の物を混ぜてみたりして、思いきってできないのです。それで年々減らしていって四年目にようやく全然無肥料にしたという人もあります。それも無理はありませんがつまりそういう不徹底さでは本当の成績は上らないのです。やっぱり大変な迷信にかかっているわけです。しかしだんだん方々の成績をみて、最初から信ずるという人も大分出てきた様です。
それからつまり指導者の人などで、まだ徹底してない人が大分ある様です。説明の仕方がまだ弱いのです。これは断固として、土を清浄にしなければいかんという事を根本にして言わなければならないのです。しかし地方によっては、信者以外の人で自然栽培に切替えるという農民なども大分出てきた様ですから年々拡がって行きますが、要するに時の問題です。ですから最初は随分笑われたり非難されたりしたその苦しみをこらえるのがなかなか大変な様な話です。随分涙ぐましい様な事を書いてありますが、それも大して長い事はないのです。一時的のものですから、そこで迷わず屈せず、たて貫くという、しっかりした決心を腹に固めなければいけないのです。
(御教え集19号 昭和28年2月6日)
これは私がいうのではないので、神様がみんなを助けるために言うのです。どうも私の考えで言う様に誤解するのです。
(御教え集27号 昭和28年10月27日)
「何事も神の言うとおりに致せば間違いはないぞよ」というのがあるのです。自然農法にしても、私の言うとおりにした人は、チャンと予定どおりに進んでゆくのです。
(御教え集30号 昭和29年1月17日)
この間、各地の神様が、さっきのような工合に憑って来て、自分は自然農法の事について、これから大いに活動するという事がありました。ですから神様も自然農法で活動されているわけです。なにしろこれからは神様が総掛りで救世教の仕事をやるのですから、思わざる所や、思わざる事がドンドン出て来て、素晴らしい発展の段階にゆくわけです。
(御教え集32号 昭和29年3月23日)