「(俗に福助、医学上では脳水腫と謂われる者は・・・)
霊的も少しあるが大体体的である。頭へ水が溜つているのである。浄霊で治る。霊的のものは治るのと治らぬのとある。これは前の世に頭をぶつて非常に内出血して死んだのと、今一つは水死の際水を呑み逆さになつたのと、此二つの生れ変りである。霊の憑依ではない。」
(「教えの光」 S26.5.20.)
「(子供等の頭に水が溜って大きくなるのは霊的?・・・)
いや、之は殆んど体的ですね。霊的なのも万人に一人はあるでせうから、無いとは言ひませんが、まあ大抵は体的ですね。こんなのは毒が一杯あるんですよ。溜ってるのがとても固いのと、ブクブクなのとありますがね、ブクブクなのは治りいゝですね。
(大人にはないでしょうか?)
えゝ、子供に多いですね。生れつき余計なものがあるんですよ。母親のおなかで子供が暫く逆さでゐる場合に、毒が胞(エナ)――あの紐ですね、胞から入って頭に溜るんですよ。」 (「御光話録9号」S24.)
「(一年九カ月の女児、医師に脳水腫と診断され、前頭部から脳天のブヨブヨしている・・・)
頭がブヨブヨと云うのは、頭に薄い膿の様な――水の様なものが溜つているんですがね。之は前の世で、土左衛門で逆さになつて死ぬか、落ちるかして、飲んだ水が段々頭に溜つたんですね。そうして、頭に溜ると同時に息が絶えちやう。そう云うのが生まれたんですね。だから別に大した意味はないのですが、頭の水のある処を浄霊すれば良い。そうすると、段々霊的に治つていくから解決する、と云う訳です。別に難かしい問題じやない。それだけの事です。」
(「御教集2号」 S26.9.18.)
「(生後九カ月に脳水腫を・・・)頭が大きいのですか。
(相当に大きく、手足に幾分痙攣・・・)やつぱり膨れた処です。
(固い処と柔い処と御座います・・・)
それは固まつた処とそうでない処があるからです。固い所を余計やつたら良い。それは、土左衛門――水死した霊です。そして水を沢山飲んで逆(サカサマ)みになつた。それで頭に水が行つたのです。で、死んでからやつぱりそれが残つている。」
(「御垂示録12号」 S27.8.1.)
「(頭が直径一尺以上もあり、蛸の頭の様にブカブカ・・・)
たまにある。脳水腫といい、水が溜っている病気である。之も霊的である。水死か何かであらう。水死してブクブクになり、水中で倒され、そうなったのであらう。そして水流で岩につかえたか何かで頭に溜ったのであらう。」
(「講話集補」 S24.6.8.)
「(生後六ケ月の男の子、少々熱が出て薬を飲ませて居たら約半月程前から頭が大きくなり、大人程に・・・)
後天的であるから頭をやればよい。脳水腫とかいふ。治り易い。」
(「講話集補」 S24.11.26.)
「(子供等の頭に水が溜って大きくなるのは霊的?・・・)
殆ど体的である。霊的の者は万人に一人位かで、先ず体的と思えばよい。毒が一ぱいある。子供は胎中で逆さになっている頃、胞衣から毒が入り頭に溜る。昔は漢方をよく服んだ。漢方は量が多いから水が溜りやすい。女が年をとって大きい腹になるのはよく漢方を服むからである。」
(「講話集補」年代不詳)
《浄霊》 頭の膨れた所、固い所、水のある所等、