「化粧品中毒が如何に恐ろしいものであるかをかいてみるが、先頃四十歳位の本教幹部の婦人、全部の歯がグラグラになり、総入歯にしなければならないと困っているのを私は見た処、強い薬毒が含まれている化粧品を、長い間用いたのが原因であることが分った。症状は顔面常に発熱あり、皮膚も強張(コワバ)っているので、浄霊をしてやった処段々よくなり、抜かないで済むようになったと喜んで礼に来た。(中略)」 (「女性の福音」 S28.10.14)
「(中略)化粧品中毒が大変なものです。よく、のぼせ症と言って、のぼせるのがありますが、これは男には少なく女に多いのですが、これは化粧品中毒です。昔はおしろいだけですが、おしろいには鉛がはいっているので、この鉛毒だけだったのです。ところが今日では薬を入れてます。特に舶来のおしろいには薬を入れてあります。だから今のアメリカの婦人と言ったら、皮膚はザラザラで見られたものではないそうです。
今化粧品でおしろいをつける人は、それを隠すために濃厚になって来ました。それから唇の色が悪いので口紅をつけるのです。昔はそういう物は無かったのです。それは唇の色が良いから、塗る必要がなかったのです。ちょっと紅をつけるくらいでした。だから婦人で汚たないのはみんな薬毒のためです。だんだん薬毒が無くなったら、それはきれいになります。ですからごく薄化粧くらいでいいのです。全然薬毒が無くなったら、化粧はしなくてもよくなります。この事を知っていればいいですが、さもなければこれからは美人というのはだんだん無くなります。(中略)
だから今の女の人は化粧という人工美で手数をかけて、高い化粧品を買って、懐にしても女の人の支出では化粧品がほとんど一番多いでしょう。化粧品だけでも金が出なかったら、女の懐は余程楽になるに違いありません。だから信者になった女の人はだんだんきれいになりますが、それは薬毒が無くなるためです。そこでそれに準じてやはり化粧品もだんだん少なくする様に調節すると良いです。(中略)」
(「御教集19号」 S28.2.16)
「(中略)今の化粧品には薬がはいっているのです。昔はおしろいというと、鉛毒くらいでしたが、今は鉛毒の外に化粧品に薬毒が加わってますから、今の女の人は実に肌が悪くなってます。若い人でも、化粧をしなければ見られないくらいになってます。それで化粧品はますます進歩してます。進歩と言っても、ごまかす進歩です。それで、ちょっと見るときれいなのです。その代りにいろんな化粧品を厚くつけなければならないのです。美容院に行ってタオルでむしたりしてやりますが、大体そんな手数をかけなくても、女はきれいになって居るべく神様が造ってあるのです。(中略)
第一今口紅をつけますが、これは唇の色が悪いからです。それから頬紅というのもおかしいのです。ホッペタは赤いに決まっているものなのです。ですからみんな薬毒で悪くしているのです。だから近頃の女の子というのはますます化粧品に身をやつしているのです。今の若い人の支出では、化粧品代が一番の王座を占めているでしょう。顔を気にしていろいろするのは、少しおシャレをする人は命がけというくらいです。(中略)
それで救世教信者になると女の人もだんだんきれいになります。それは何故かと言うと薬をのまないで、浄霊で血がきれいになるからです。それはまだまだずっときれいになりますが、先祖代々のが残っているから、孫の代くらいになったら、ずっと美人が出て来ます。(中略)」 (「御教集19号」
S28.2.17)
「(中略)化粧品中毒が如何に恐ろしいかという事をちょっと話してみます。(中略)その人は歯がグラグラするのですが、これは歯医者に行けばすっかり抜いて総入歯というところです。この原因は何処にあるかというと、この人は顔に始終熱があるのです。浄霊して熱をとるのですが、なかなかしつこいのです。この熱がとれるに従って歯が締まってくるのです。この熱というのが化粧品中毒です。(中略)」
(「御教集24号」 S28.7.27.)