概 論

 

4,医学の誤謬

 

1,薬の害について

 

  注射 利尿剤  

 

注射

(中略)次に、面白いのは、多く足部であるが、豆粒大若しくは、梅干大の腫物が、能く出来るのを見るであらふ。之は未だ誰も気が付かないが、実は、各種の予防注射が原因であるのである。」            
(「薬剤中毒」医講  S10)


「(中略)葡萄糖注射も悪い。(中略)カルシューム注射も悪い。(中略)カルシューム注射をすると一時肥るが、其の内に痩せて来て駄目になるのである。蕁麻疹はカルシューム注射の中毒である。出来物に薬を塗るとおできが治らぬ様に薬で止めるから全治しない。(中略)」          

                              (「天照皇大御神」観講  S10.9.15)


「(中略)注射液は直接心臓に入りて血に混じるから一層悪いのである。

 

 人間の体は常に浄化作用をしているから其の粕が肩や首に寄るのが多いのである。是は罪穢の病源とは違うのである。肩が凝り、脳溢血を起し易いが先祖の罪穢よりは軽いのである。尚又毒が下へ降って行くものもある。脊椎や腰へ注射して足へ下りて来て踝(クルブシ)や関節へ固るのは是で、これは仲々治らんものである。


  注射も絶対的のものでないから絶えず研究して作るから益々色々の病気が起る事になる。的確に治るものもあるが、大抵二三日位で起る。今度は前より一層悪くなって起って来るから反って悪いのだ。之は一時的に止めるのであるから注射は反って悪い。最も恐ろしいのは赤坊に注射をする事である。赤坊に注射をすると発育が止るから実に困るのである。人間は絶対に薬を入れてはならん

(中略)」            (「天照皇大御神」観講  S10.9.15)


「(中略)薬剤の注射及服用は、之亦非常に血液を溷濁させるのである。特に、注射に於ては如何なる注射と雖も、血液に入る時、血液から言へば、不純物の侵入であるから、不純物侵入に遇った血液は、其血液本来の使命である浄化力が弱まるのは当然である。(中略)」       

                        (「病気を悪化させる医療」医書  S11.4.13)

 

「(中略)次に注射は、毒素を血管の中へ入れて浄化作用を弱らす一種の逆療法であります。(中略)」

                                 

(「各種の治病法」療講  S11.7)

 

「(中略)予防注射などの毒、一番多いのは踵(カカト)、次に内外の踝(クルブシ)、次に膝である。予防注射でないのは分量が多い。分量の多いのは下脚一帯に及ぶ。足で一番肝腎なのは大腿部真中の筋で、中風等で足の上らぬのはこれ。次に、膝のわるいのは大低膝の内側、吊る(コブラがへりなど)。大抵脹脛(フクラハギ)横又その内側、ひどいのになると脹脛。」                                 
(「特別講習会御講話」S15.11.9)


「(中略)予防注射の薬毒による腫物である。近来、足部特に膝下の部に大小の腫物が出来る人が多い事は人の知る所であらう。之は、予防注射の薬毒が時日を経て足部に集溜し、浄化作用によって排除されんとする為である。之等は放任しておけば短期間に治癒するのであるが、それに気が付かない為、薬剤を使用するので、それによって相当長期間に渉るのである。(中略)又、注射液によっては、ひょう疽(ヒョウソ)及び脱疽の原因となる事もあるから注意すべきである。(中略)

 

 次に、神経痛の如き、強烈な痛みが持続する場合、モヒの注射によって一時的苦痛を免れるのであるが、之も多くは繰返す事になるので、其場合、非常に食欲を減退させ、それが愈々進むに従って、終に頻繁なる嘔吐を催し、食欲の減退甚だしく衰弱によって畢に斃れるのである。

 

 次に、ヂフテリヤの注射は、(中略)私の研究によれば此注射によって悪結果を蒙った者は、あまりにも多い事である。甚だしきは死に到ったものさへ尠くなかったのである。そうして中には一週間位昏睡状態に陥って、覚醒後、精神変質者になったものや、胃腸障碍を起したり、神経衰弱的症状になったりして、而も頗る頑固性であり、数年又は数十年に及ぶものさへあるのである。故に仮令、ヂフテリヤに効果があるとしても、悪作用と比較して、功罪何れが勝るや疑問である。(中略)」   
(「既存療法」明医二  S17.9.28)


「(中略)特に、注射の薬毒は激痛の原因となることが往々あるのである。」                

(「痛苦」明医二  S17.9.28)


「(中略)医療に於ては、注射によって一時的苦痛を除去するのが唯一の方法であって、全く注射するや、如何に激しい苦痛も、忽ち拭ふが如く快癒するのである。然し或時間を経過すれば再発するので、患者は苦痛に堪えず、復(マタ)注射を受くるのである。然し、注射を繰返す毎に漸次其効果を減じ、やむなく頻繁に行ふやうになり、此結果一日二三十本位、注射を行はなければならない患者もあるが、之等は全く注射中毒の重症に陥った者である。然し、斯の如き重症でも私は根治さしたのである。言ふ迄もなく、喘息の発作や咳嗽は、浄化作用であり、注射は勿論、その薬毒によって、浄化作用の一時的停止を行ふのである。

(中略)」                     

(「喘息」明医二  S17.9.28)


「(中略)其他の麻痺としては手指、及び足指、足の甲が多いが、之は主に注射の薬毒である。又手術に因る予後、其局部に長年月に渉り麻痺が続く事があるが、之は自然に治癒する。(中略)」        

(「憂欝症及び麻痺」天  S22.2.5)


「(中略)特に近来注射が流行するが、之も毒分の強い薬は、服んでは中毒の危険があるから皮膚から注入するのである。(中略)」              

(「肺炎と結核」結革  S26.8.15)


「(中略)次に、一般注射に就ての誤った点であるが、注射と雖も一時的浄化停止であるから、効力も一定期間だけであるが、副作用がなければ結構だが、其余毒は他の病原となるから厄介であるそうして近来伝染病に対し、それぞれの予防注射を懸命に行ってゐるが、遺憾乍ら伝染病の根原が全然不明であり、治す方法もないから、止むを得ないとしても、予期の効果は仲々得られ難いのである。(中略)

 

茲で予防注射による弊害をかいてみるが、先づ予防注射による薬毒の悪影響が、最も明かに表はれるのは、膝から下に小さな腫物が出来る事である。之も放任しておけば、或程度腫れて自然に穴が穿き膿化した注射薬が出て治るのであるが、それを知らない医学は、塗布薬を用ひたり、切開したりするので長引く事になる。而も注射によっては、脱疽や?疽(ヒョウソ)の原因ともなり、指を切られる事さへある。而も運の悪い人は、それが因で生命に迄及ぶ事さへ往々ある。(中略)」                   
(「薬毒の種々相」文創  S27.)


(中略)又近頃膝から下に腫物の出来る人が多いが、之は予防注射の薬毒が下降したもので、放っておけば膿が出て必ず治り、少しも心配はないのである。(中略)」    

                 (「手術に就て」医革  S28.)


「(中略)しかし神経痛などは西洋の薬です。だから近来神経痛が非常に多いという事は西洋の薬の関係です。注射などは最も神経痛の原因にもなる(中略)」

 

(「御教集31号」  S29.2.26)


「(中略)栄養の注射は、霊界に行つてから相当な癌になつて苦しみます。(中略)」           

(「垂示5号」  S26.12.6)


「(中略)次に私の経験上、乳幼児に注射を多くすると、発育停止又は発育不能となって首などグラグラで、痩せて力なく貧血状を呈するのである。之等の幼児を二三年無薬にすれば、普通児の如き健康状態となるのである。」 

              (「乳幼児の健康」自叢十  S25.4.20)


「(中略)今迄は注射を打つと、浄化力が弱いので全身に廻るが、今は非常に強くなってをり、入ったらすぐに排除しようとする。その為に斑点が出来る。内出血のようにみえる。」                          (講補 S23.11.25)


「(中略)薬を注射すると、薬の重味で段々下へ行く痔、睾丸、股のグリグリ、足が痛んだり痙(ツ)ったりするのは、薬毒が下って固まる。」         

(講補 S24.10.12)


「(中略)重い注射は足の裏へ、他は膝から下。足をビッコ引いたりなどすると医師はすぐ小児麻痺という。」

                    (講補 S24.7.19)

 

「(中略)生後の注射は一番害を蒙る。発育しない。薬が浄化するに従いよくなる。」             

(講補 S24.9.16)


「(中略)ホルモン注射は悪い。病気の原因になる。」

                (講補 S25.5.6)

 

  利 尿 剤

「(中略)次に、利尿剤の逆作用も注意すべき問題である。先ず腹膜炎患者が尿水の為、腹部膨満するや、医療は唯一の方法として利尿剤を用ふるのである。それが為、一時は尿量を増し腹部縮小して、軽快又は殆んど治癒する事があるが、それは一時的であって、例外なく再び膨満するのである。

 

 従而、復(マタ)利尿剤を用ひる。復縮小するといふ訳で、斯の如き事を繰返すに於て、終には利尿剤中毒となって、逆効果の為、腹部は弥々膨満し頗る頑固性となり、減退し難くなるので、医家は止むを得ず穿孔して排水するのであるが、その殆んどが結果不良で斃れるのである。右の如く利尿剤による逆効果の起った患者は、その利尿剤服用の多い程、治癒に時日を要するのをみても利尿剤使用は戒むべきである。

 

  又、睾丸水腫といふ、睾丸の膨脹する病気や、尿の閉止する症状等も、利尿剤の逆効果による事が多いのである。(中略)」                         

(「既存療法」明医二  S17.9.28)

 

 「(中略)又此病気(腎臓病)に対しよく利尿剤を用ひるが之も一時的で連続するに従ひ逆効果を招き、慢性の原因となる。(中略)」                

(「腎臓及び糖尿病」天  S22.2.5)

 

「(中略)又浮腫の場合もそうで、利尿剤を用いると一時は尿量を増すが、必ず反動作用が起って浮腫は前よりひどくなり、又利尿剤を用いるというようにこれも繰返す結果、愈々膨満甚だしく、止むなく穿孔排水を行うが、これも一時的で、遂には臨月より大きくなり、医師も匙を抛げるのである。(中略)」              

 

(「種痘と薬毒」ア救  S28.1.1)