「薬毒の事につきまして、昨日或る医師といろいろ話をしました。医者の方も薬毒は分っているのですが、結局最近は高血圧、癌というような症状で死ぬ人の年令が低くなって来たという事は、それだけ血が濁って来たからだ。大体腎臓で濾過してきれいにするべきであるにかかわらず、腎臓が悪くないのに死ぬという事は、腎臓の機能を越えて血を濁らす何物かがある。
私はそれが薬毒だと言うのです。それで血の濁りは食物にもある、最近に至って人間の食物が変って来たに違いない。ところが変ってない。ただ薬が変って来たわけです。医学でも薬毒は認めるが、これは一定時間に排泄されるという事を主張しているわけであります。(中略)」
(「御垂示録28号」 S29.2.1.)