第六章 正神と邪神

 

3、悪魔の三巨頭について

                 

「邪神界の三巨頭について」

「(前略)兇党界には三巨頭があって、その名は古典或は伝説にもある八岐の大蛇に金毛九尾の狐及び邪鬼である。聖書にある悪魔の頭目サタンは赤い辰としてあり、此赤龍は八岐の大蛇の部下であらう。そうして右の邪神の性格をいへば、八岐の大蛇は戦争や殺伐を好み、男性的であり、金毛九尾の狐は残忍、淫靡を好み、陰険にして女性的であり、邪鬼は冷酷、譎詐(キッサ)、理智的である。故に右の一は、戦争を勃発させるのを得意とし、二は堕落させるのを得意とし、三は思想悪化を得意とする。之等邪神の今日まで最も活動した舞台としては米英蘇仏等が主なるもので、その過去を覧(ミ)ればよく判るのである。(後略)」

                                             (「兇党界」 昭和18年10月23日)

          

「八岐大蛇、金毛九尾、邪鬼について」

「兇党界は悪魔の世界で、悪魔で連絡し合ってやった。赤龍は共産党で、伊都能売金龍と始終戦っている。今以て戦っている。此頃先方の力が弱ったので、楽になった。八岐大蛇は赤龍の子分。金毛九尾、邪鬼は力あり、赤龍と競争する。共同活動もある。よく漢方の先生で「未だ邪鬼が抜けない」などといふ。
  邪鬼の元は印度で、天魔坊は第六天魔王で、所謂天魔である。
  山口県は外国から邪神など来る時は、ここから入る。今、入って来た霊は、続々本籍の外国へ移されている。」 

 

(講話集補  S23・7・17)

                   

「兇党界について」

「兇党界は悪魔の世界、八岐大蛇、金毛九尾、邪鬼、この三つが巨頭で、今迄盛んに活躍していた。これは邪神と違い根本からの悪魔である。之等は善の世界になると小さくなり、悪い事をする霊は凡て明るい所では働けぬ。
  兇党界から霊線の繋っている霊は沢山いる。例えば金毛九尾などは何億もいて、これ等は女に憑いている。今の女は殆んどこれである。共産党などは邪鬼である。八岐大蛇は戦争が好きで、少くとも職業軍人の如き、全部これの眷族が憑いている。
  兇党界は今迄力が強かったので、世の中も悪が強かった。今迄は大抵悪である。善人でも偽善者の仮面を被っている。大部分悪である。真底の善人は百人に一人とない。実に悪に満ちた世界であった。
  神から与えられた魂が良心である。」       

 

(講話集補  年代不明)

 

「【問】素盞嗚尊の退治されたと云ふ八岐の大蛇の由来を御教へ願ひます。


【答】いろいろ説がある。悪魔の巨頭で、三巨頭の一である。眷族は何億とおり、一人一人の人間に憑って悪い事をさす。
  大蛇は戦争が好きで、東条とかヒットラーなどは、その眷族が憑いたものである。
  邪鬼も戦争は好きである。
  金毛九尾は女に憑ってる。花柳界の女とかパンパンガールの如き皆憑いていて、世の中を乱す事をする。男を堕落さす仕事をする。女の腹を裂いたりするのもそれである。人間は常に之等と本守護神と戦っている。」              

 

 (講話集補  S24・5・12)