N-⑲ その他の疾患

⑲-1,〔骨結核〕

此病気は何れかの骨に水膿が固結するので、大小の苦痛と発熱があるのであります。多く肋骨、脊髄、腰骨、大腿骨等であります。本療法によれば全治しますが、相当の日数を要します。軽症で一、二ケ月、重症で五、六ケ月位であります。」 

 

               (「骨結核」療講  S11.7.)





《浄霊》  患部、肩、腎臓等

⑲-2,〔黒子(ホクロ),痣(アザ),瘤(コブ),白なまず,等〕

〔黒 子(ホクロ)〕

「(中略)ほくろは運命のしるしです。口のはたのほくろは食ひぼくろと言って食ふに困らない。私は二つありますよ。首すじのは着ぼくろといって着物に困らず、目の縁のは泣きぼくろといひますね。それから鼻にほくろがあれば必ず陰部にもほくろがあります。こういふと大先生はどうしてそれを調べたかときかれるかも知れませんがね。」       (「御光話録1号」 S23.11.18.)




「(ホクロは)口の廻りにあるのは食ふに困らない目の下の涙袋の側はよくありません。眉毛の中間にあるのは親の財産をつぶし、腕、足にあるのは腕や足をよく使ふからです。」                           (「会報」 S24.8.)




ほくろは場所によつて、よい意味と悪い意味とあるから場所を知らせなさい。又ほくろはその人の幸不幸の前世の因縁による現世への印であるから無意味なものではない。」                          (「地天17号」 S25.10.15.)




(額の中央、左の目尻、右眉毛、左小鼻側、口左下部等顔の目の上、目の下や口等に出来ている黒子(ホクロ)

 

 右の黒子の位置は左程悪いのはないから、そのままでよろしい、特に口左下部は最もよいから、大切にしておくべきだ。」                   (「地天24号」 S26.5.25.)




「(中略)霊魂の中心は頭と腹で、頭は天帝、腹は臍で、天地になっている。之は肉体的に言えるんで、顔にホクロのある人は必ず腹にホクロがある。」      (「講話集補」S23.10.13.)




「(中略)ほくろは前の世の徴し。」                            (「講話集補」 S24.9.16.)




「(中略)ホクロは運命の印で、運命に重大な関係がある。首の周りにあるのは着るに不自由せぬ。泣きボクロは憂えが始終あり、鼻柱とか口の辺にあるのは必ず陰部にある。」                        (「講話集補」 S23.11.18.)




「(中略)ホクロ、疣、耳の形、位置など運命に関係がある眉毛と眼の間のホクロは親の財産を潰す口辺一寸以内のホクロは食うに困らぬという。口辺、鼻柱にホクロのある者は必ず陰部にホクロあり、男は女難、女は男難ありとしてある。」                       (「講話集補」 S24.12.28.)




「(上額の中央、鼻柱の上部にホクロのある人

 

 霊的に訳がある。白毫―で――。前の世で非常に徳を施したとか、神格を得たとか、仏の位になったとかいう事であろう。(然し幸福は)ホクロは非常に意味がある目と眉毛の間のホクロは、必ず親の財産を減らすとか、潰すという涙嚢辺―目尻辺のを泣ボクロといい、憂え事が多い口の辺にあるのは、食うに困らぬとか、運がいいとかいう鼻柱などにあるのは、陰部に必ずホクロがある。女難の相などという。二号の女などに多い。之も相当意味があるようである。」       (「講話集補」 S24.1.24.)




「(ホクロの位置と人間の運勢は・・・

 

 関係は非常にある。口の廻りは一番いい。きっと運がいい。着ボクロもある。口辺のホクロ、特に女は運がいい。首のホクロもいい眉毛と眼の間のホクロは必ず親の財産を減らすか潰す。」                 (「講話集補」 S24.5.25.)




「(仏像の眉間の「ほくろ」の意味

 

 人間の中の一番肝腎なのは天庭で、顔の真中である。神の霊線はここから通ずる。それを表わす為である。」                         (「講話集補」 S24.6.23.)




「(顔面に有るホクロが自然と多く成って来ますが・・・

 

 ホクロは大きくなる事はあるが、多くなる事はない。目の下のホクロは泣ボクロといって良くない。鼻から下のが可としてある。口の周りは多い方がよい。」   (「講話集補」 年代不詳.)




「(中略)ほくろも大変(役してる)。口の端にあるのはきっと運がいい頸の周りのを着ボクロといふ。之等は運のいいのは事実である。前の世に徳を積んだ(しるしである)。それに善果を与える印ともいふべきである。」   (「講話集補」 年代不詳.)




口辺のホクロは非常に良い。運がいい。女でも境遇のいい女など皆ホクロがある生活に困ってる女にはホクロがない目の下の涙道は一番わるい鼻柱附近のホクロは男難や女難がある。眉毛と目の間にあるホクロは親の財産を潰す目から上のホクロは、宗教的因縁があるといふ。ホクロは人間の運命に関係がある。(中略)ホクロは多いほどよい腕にホクロがあると、腕を使ふ仕事をする。」             (「講話集補」 S24.5.2.)

 

〔痣(アザ)〕

「以前私が扱った患者で、廿才位の若い婦人で、左乳の少し上部に相当大きな赤痣があった。それを治してくれといふのであるが、その赤痣を熟視すると、丁度短剣の如きもので突刺され、血が迸り出た状態で全く前世に於ける怨霊の結果としか思はれないのである。唯だ加害者の怨霊か又は右の女性が被害者でその再生かどちらかであらう。」    (「怨霊及び地縛の霊」明医三S18.10.23.)





「アザには黒と赤の二種類ありますが、黒は怨みの霊でそれが霊に染みついて、霊界での浄化でも取り切れない中に生れた場合です。例へば肩を切られて死んだ場合、その怨みが向ふの肩へ行くんです。赤のアザの方は自分が斬られたり槍で突かれたりしたが、やはり霊界で不浄化のまゝ再生したのですよ。」                        「御光話録1号」 S23.11.18.)





「(二才の女児、眼の部分に土色の痣が・・・

 

痣は治りませんね。赤痣だけは少しは薄くなりますが、すっかりは治りません。紫と黒の痣は絶対駄目ですよ。この土色っていふのは黒の薄いんですよ。


赤痣ってのは前世で斬られたり、突かれたりしたシミが残ってるんですよ。だから赤痣には突かれて出血し、血が迸ってゐる様な形になってゐるのがありますね。黒痣ってのは人の怨みですよ。何か前の世で人から怨まれる様な事をしてその想念がシミになってるんです。本人の前世でなくても、祖先が怨まれる様な事をしてその子孫にシミの出来る事もありますがね。」                            (「御光話録8号」 S24.3.)





「(中略)皮膚病と言うのは、霊的以外は薬毒ですがね。この白アザも薬毒ですよ。霊的のアザですね――あれは生まれつきです。それは一寸治りません。之は、親が飲んだ薬毒ですから、治るんですが――太陽燈、紫外線――之をやつてから固めてあるから、治り悪(ニク)くなるんですよ。それから、薬名不明の――之がやつぱり禍しますね。腕なら大した事はないが、患部をすると、やつぱり大変悪影響します。(中略)」    (「御教集5号」 S26.12.8.)





「痣は前世に原因する。即ち赤痣は斬られたとか突かれたとかして出血する。霊界で浄化されるのであるが、それが残ってゐる場合。勿論殺された方につく黒痣は恨みの霊である。火で焼かれた場合が多いが、全身である場合半身である場合を問はず、如何なる怪我でも火傷でも最初は大きいが、浄化されて或る程度小さく成って生まれると黒痣に成る。殺した方につく。」(「会報」 S23.12.)





「アザ」は霊的で前世に原因があります。赤アザ――切られたり突かれたりして出血して死んだ人が浄化半途にして再生して来た場合であります。黒アザ――怨みの霊であります。叩かれ、火で焼かれた時などに死んだ人が、浄化半途にして再生した場合が多い様です。傷は初めは大きいが霊界で段々と圧縮され小さくなって来ます。それが残って居るのです。」    (「会報」 S24.5.)





「(中略)痣は全部霊的で、後天的痣は内出血である。」                    (「講話集補」  S24.9.16.)





「痣は種(イロ)んな原因がある。黒痣は大抵怨みで、霊から霊に染みついていて、除り切れないうちに生れてくると痣となっている肩を切ると肩へ怨みが来る。或いは半死半生の怨み等は黒痣となる。赤痣は軽い。自分が切られたり、突かれたりし、霊界ですっかり浄化せぬうちに生れる。」    (「講話集補」 S23.11.18.)





「痣は一種の皮膚の不具である。」 (「講話集補」S23.12.3.)





「(祖母さんの左乳の下部に黒痣が出来ましたが・・・

 

(中略)黒痣は心臓附近にあつた毒血が、浄化によつて皮膚面へ出たので本当の痣ではない。」    (「光4号」 S24.4.8.)





「(三歳の女児、顔の三分の一の大きさの赤痣が右半面に・・・

 

 親が信仰に入らなければいけない。始終怠らず浄霊すれば相当薄くなる、前世の出血による死の痕跡が霊界で浄化すまぬうち生れたものである。」          (「光20号」 S24.7.30.)





「(半年程前より顔面の一部が痣の様に黒くなり、医療を加えるうち最近は全顔面に・・・

 

 霊的原因ではない。痣のように黒くなったのは薬毒である。医療や注射を加えたから余計に拡がった。(中略)」                        (「講話集補」 S24.6.6.)





「白痣は治らぬ。(中略)」   (「講話集補」 S24.6.6.)





「(18歳の頃より左顔面と左胸部に茶色の点が無数に出来て痣状に・・・

 

 すっかりは取れぬが、薄くはなる。痣だが、そう強いんでなく、薬毒の痣らしい。気長にやれば取れる。」                           (「講話集補」 S24.9.8.)





「(生れた時からお尻に青痣、浄霊をしましたが段々背骨の両側の方へ増加・・・

 

 毒血が出てくるのであるから、大きくなる程結構である。一個所へ溜っておデキになって出る事もある。尻の青いのへ毒血が混ったものである。」        (「講話集補」 S24.11.17.)





「(生れ付き左頬の赤痣は取っても宜敷いでしょうか

 

 結構である?」        (「講話集補」.S24.10.26)





「(中略)痣の原因は面白いんで、赤痣は割合い性がよく、お浄めで治るが、黒痣は性がわるくなかなか治らぬ痣は怨みに関係がある。私は先に胸に恰度血の滲んだやうな痣のある人をみた事があったが、之は短刀で突いたか何かで死んだ人の怨みの人の霊によるものと思ふ。火傷などさせられ、怨んで死んだのはやはり痣になる。薬毒や敗血症などでなるのは消へるものである。」                       (「講話集補」 年代不詳.)





「痣というものは前世に於ける自分の事や他人の事があり―。痣で悪いのは黒痣で、之はお浄めでも効果はない。怨みの想念が黒痣となる赤痣は薄くなる。自分の火傷とか、切られるなどが霊界で残って、浄化されずに赤痣として残っている。突かれて血が迸っているように見えた人があった。又、怨みなどで、人を火傷させて焼傷の為に不具になるなど、その怨みの想念がやった人に行って祟り、痣になるのもある。昔は拷問などで熱湯を浴びせたので、そういうのは祟る。」          (「講話集補」 年代不詳.)





青痣は人の怨みである。之は浄霊でも絶対に治らぬ。大抵は前世かその人の前の世の怨みかで、人を傷つけた場合、悔しいといふ怨みかで、加害者への強い怨みが執着になって離れぬ。それで、前世、一種の血液の変化がある。赤痣は切られたとか、突かれたものが残っている。之は浄霊で薄くなる。」                           (「講話集補」 S24.5.25.)





「(私の左乳の上に盃大の黒い痣が、四歳になる娘の左乳の上にも同様の薄黒い痣が、不思議に思ひ自分の乳の上の痣を見ますと、なくなって居りましたが・・・

 

 黒痣は前世の怨念が固まっている。入信すると怨念は消えてなくなる。」            (「講話集補」 S24.8.28.)





痣は前世の想念が残ってるのが出るので、よい意味の事も稀にはあるが、悪い事の方が多い

 

 火傷のようなもの、槍で突かれたようなもの、刀で切られたような感じのものなど、大体痣は怨みの想念の場合が多い。それは大抵赤痣で、怨みで紫色のはなかなかとれにくい。」                         (「講話集補」 S23.7.23.)





黒痣は怨みの霊。(絶対とれぬ)その人の祖先に足首を切られたという想念が祟るんで一生とれない赤痣は(自分が前世で)斬られたり突かれたりで血が出て、それが残っている。霊界で消えない中に生れ更ったものである。又は火傷したものの再生である。」                  (「講話集補」.S24.12.27)





「(生れながらに左顔、顎にかけて赤痣、伯母もやはり同じ様な赤痣が・・・

 

 霊的関係がある。前世の怨みである。前の世に切られたか、突かれたかし、代々祟ってやらうといふ執着でそうなるのである。之は少し薄くなる位で、治らない。」 (「講話集補」 S25.2.18.)

〔瘤(コブ)〕

 

「(耳の後ろの瘤の原因・・・

 

 何かの薬毒の固まったもので、膿の分は浄霊で治る。押して痛まぬのは治り難い。年月がかかる。」 (「講話集補」 S24.6.6.)





「(瘤が出来ていますが、霊的関係は・・・

 

 ない。油の塊みたいなものである。豆腐の殻みたいなものである。苦痛がなければ放っておけばよい。浄霊すれば段々よくなる。」             (「講話集補」 S23.11.17.)