I-④ その他の婦人病疾患          ④-6,そ の 他

                                          〔ヒステリー〕

 

 

 

「(中略)婦人は内に居て、体的活動が多いのであるから、植物性七分、動物性三分位が最もいいのである。近来、上流婦人にヒステリーが多くなったのは、動物性を多く摂り過ぎる為なのである。」

 

 

 

               (「完全営養食」医講  S10.)

 



 

「(中略)微熱なるものは、案外人体に対して、大きな影響を与えているもので、(中略)頭痛、頭重は固より、精神集中力も乏しく、散漫となり記憶力が減退し根気がなく、何かにつけて億劫がり、始終体が重懈(オモダル)く、兎もすれば寝転びたがる、又食欲も薄く、好き嫌いが多く、水気のものを好み、飲料を欲しがり、性質も怒り易く、気が塞ぎ世の中が面白くなくなるから、悲観的に物を考えたがる、ヒステリーも之であって、凡べてが消極的で、晴天の日よりも雨天の日を好み、風邪を引き易く、鼻が詰ったり、耳鳴がしたり、扁桃腺炎が起り易い、又急いで歩いたり、坂を上ったりすると、息切れがし、足が重くなる、という訳でザットかいただけでも、此位だから、仲々馬鹿にはならないものである。」

 

 

 

           (「微熱というもの」栄120号S26.9.5.)

 



 

「(中略)それで前頭部と鳩尾で天地になってます。私もやっぱり腹も立つし気持の悪い事がよくありますが、そういう時は鳩尾を浄霊すると必ずなおります。やはりこれが頭に関係あるのです。これが始終モヤモヤしていると、頭もやっぱり面白くなくなるのです。そうすると精神病やヒステリー的の事が起りやすいのです。」

 

 

 

               (「御教集21号」 S28.4.6.)

 



 

「(中略)ヒステリーとか頭痛とか、頭に関係したいろいろな病気ですが、その時の浄霊は、頭や首の廻りも肝腎ですが、その外に子宮を中心としてのその辺が非常に関係があるのです。ですからその辺を浄霊すると頭がなおるのです。そういう場合には女の肝腎な所を浄霊するのです。そうすると頭が非常に良くなるのです。

 

 

 

とに角女の此処(股間)が因です。早く言えば急所ですから、此処に毒があると浄化の熱が出たり、いろいろな溶ける作用が頭に響くのです。それについて知っておくべき事は、全部前の方は前頭部に関係があり、後の方は肛門に関係があるのです。ですから下痢や赤痢というのは後頭部附近の毒が出るのです。それから前頭部の毒は前の方から出るのです。コシケなどになったりするのです。特にコシケなどは多いのです。

 

 

 

そこで天地と言いますから、此処(前頭部)を良くすると下の婦人病が良くなるし、此処(股間)を良くすると頭が良くなるというように非常に関連してますから、そういうような事を知ってやると大いに効果がありますから、試して御覧なさい。あんまりカカアが言う事を聞かなくてヒステリーを起した時には此処をやるのです。」

 

 

 

               (「御教集21号」 S28.4.15.)

 



 

「(中略)それからもう一つ肝腎な事は、女というものは割合にヒステリーなどが起こります。憂欝的になるのです。イライラするとか、頭が重いとか、頭が晴れ晴れしないという事は、(中略)そういう女の人は必ず前頭部に熱があります。前頭部に熱があるとイライラするのです。

 

 

 

ところが前頭部に熱があるという事は其処に毒があるのですが、この毒というものは何処からかというと下からです。ですから前頭部を浄霊すると共に、下の陰部も浄霊しなければならないのです。陰部を浄霊すると前頭部の熱も冷めます。そうすると気持良くなります。しかしみんな此処に気がつかないのです。これは浄霊ですから離してやるのですから何でもありません。

 

 

 

ですからそういう場合には頭をやると共に下の方もやるという事を心得ておくのです。そうすると効果が倍になります。それから頭の中心に非常に毒が溜まりやすいのです。何時も言うとおり、後頭部は感情、前頭部は理性ですが、此処はその真中になってます。だから此処をやるという事は必要です。それからよく頭の芯が痛いとか、芯が気持が悪いという事を言う人がありますが、やっぱりこれです。」          (「御教集24号」 S28.7.16.)

 



 

「(中略)人体は腹の真中と前頭部の奥とで天と地となり相通じ合ってゐるのです。ですから高天原を人体で云へば眉間です。邪神がつくと眉間へ来たがって仕方がない。眉間を占領すればその人を自由にすることが出来るから。そこで眉間へ来れぬ時はその人を怒らせる。怒ると頭の霊細胞が薄くなるから眉間へ来れるのです。

 

 

 

その中又気持が平静になり霊細胞が濃くなると邪霊は下の方へ下るのです。ヒステリーなんかは之です。又狐の霊なんか憑くとよく喋るんです。女でよく喋るのは狐です。又威丈高になって相手に物を言はせないのもさうです。」   (「御光話録」 S23.6.8.)

 



 

「(婚期が遅れた女性、又五十歳前後の月経閉止期に生理的にヒステリックになるのは霊的?・・・

 

 

 

 関係がない事はない。霊的にも体的にも密接な関係がある。毒があるとそこへ霊が憑依する。浄霊すると霊は逃げる。毒の個所へ、毒のある所へと逃げる。そして綺麗になってしまえば霊は寄り付かなくなる。

 

 

 

月経閉止期は女の大転換期である。血が動揺して安定しない。その為一種の不快感があってヒステリーになる怒りっぽいのはどこかに毒があるのである。気持が悪いと物を悪意に解釈する。であるから、人間は不快感を除かなくてはいけない。毒が除れれば爽快になる。ヒステリーは狐霊が頭を占領するのである。」

 

 

 

                (「講話集補」S23.12.12.)

 



 

《浄霊》

 

 

 

 前頭部の奥、脳天、眉間、頸部淋巴腺、鳩尾、

 

 

 

 腹の真中(臍)から陰部の回り、肩、腎臓、微熱のある所