「之も割合多い症状でありますが、原因としては、精神的と肉体的と両方であって、精神的に於ては極度の羞恥又は全然恋愛のない強制結婚の為と思ふのであります。肉体的としては、下腹部の水膿溜結の為性器が圧迫されて、未発達の為であります。
治療としては、下腹部の浄化法によって水膿を溶解し、後は時日の経過によって其発達を促すより外に方法は無いのであります。性器発達によって精神的方面即ち恋愛不足も羞恥感も相当緩和される訳であります。」 (「不感症」療講
S11.7.)
「(中略)不感症や夫を忌避する女性等は、悉く萎縮腎の結果である。」 (「婦人病」明医二 S17.9.28)
「不感症は割合多いが、殆んどは秘密にする為知られないのである。医学上、不感症はホルモン欠乏及び子宮発育不全とされてゐるが、此両原因は萎縮腎に因るので、本医術によれば確実に奏効するのである。」 (「婦人病」天 S22.2.5)
「(中略)彼の不感症があるが、之は医学でも全然判ってゐないし、婦人にとっては之程将来の運命に関はる重要なものはないから、成可詳しくかいてみよう。
人も知る通り折角結婚しても、何より肝腎な夫からの愛情を受入れ難いので、どうしても夫婦円満にゆかず破綻を生じ易いのである。そうでなければ夫は外に愛人を作ったり、又不姙になったりするので、結局不幸な運命になる婦人が案外多いやうである。
としたら何としても全治させなければならないが、困った事には之を人に相談する訳にもゆかずといって医療では全然治せないから、満足な家庭も作り得ず、独身者より外道はない事になり、独り悶々の日を送ってゐる女性も少なくないやうで、実に同情に堪へないのである。処が浄霊によれば必ず治るのであるから、女性にとって之程大きな福音はあるまい。
では先づ其原因其他に就てかいてみるが、一番の原因は言う迄もなく萎縮腎であって、腎臓は医学でもいふ如く、ホルモンの製造元であるから、腎臓が萎縮すれば活動が鈍り、ホルモンが不足となる。それは曩にかいた如く、腎臓背部にある固結の為であるから、それを溶かせば治るのである。
又今一つの原因は、陰部を中心に周囲全体に絶えず下降する毒素が溜る事である。其為下腹部に溜れば、前述の如く子宮はじめ、種々の障害となり、尚下降すれば痔疾、膣痙攣、掻痒症、粘膜の加答児、尿道障害、全面的湿疹や糜爛、痛み、臭気、不快感等に苦しむのである。特に摂護腺部に腫れや固結が出来たり、左右何れかの大小陰唇部に毒結が出来、それが鼠蹊部に迄及んで、足の運動を妨げられたりする。
特に摂護腺部の故障は大いに悪いが、之等すべての診断は、自分自身で押してみればよく判る。必ず痛み又は塊りがある。といっても場所が場所だけに、浄霊も自分か又は夫に行って貰えば、それで結構治ってゆくのである。但し相当長引くから、そのつもりで気長に根気よくやれば段々快くなってゆき、希望も湧くと共に、必ず全治するものである。」 (「婦人病」文創 S27.)
「(不感症で何も感じません。・・・)
治りますよ。之は腎臓が萎縮してるんですからね、子宮も子供の子宮と同じなんです。腎臓をやれば必ず治りますよ。脊髄と肋骨と三角になってゐる所ですが、そこに薬毒の固りがありますからね。で、後ろの腎臓部が柔かくなって、萎(シナ)びたのがふくらんで活動する様になると子宮も大きくなるんです。それから腰と腹も浄霊しなくちゃいけませんね。之は浄霊する人に相当の霊力がないと早くいきませんから、長くやってる先生にして貰ふといゝですね。」
(「御光話14号」
S24.8.23)
「(不感症にて未だに一度も感じた事は御座いません・・・)
腎臓が萎縮して老人の腎臓と同じようになっている。腎臓に塊があるから浄霊すると後腎臓が柔かになる。腎臓が活動すれば、子宮も発育する。」 (「講話集補」 年月不詳)