「茲で消化不振又は嘔吐感に就いて注意したい事がある。それは彼の幽門狭窄症であって幽門なる器能は胃で消化された食物が腸へ下降する通路になってをり、此周囲に薬毒の固結が出来ると、圧縮されて狭くなり、通り難いから逆流する事になるので、之も服薬を廃めれば自然に治るのは勿論である。(中略)」(「胃病と心臓病」医革 S28.)
明医二、天国の福音も類似
「幽門狭窄(おうと)(臍のまわりの毒の場合あり。)」
(御講話 未 年月不詳)
「(中略)飲み薬をのんで仰向くでしよう。それで、胃に固まるのではなく、背中です。胃に固まる事はないですよ。唯、胃の底に固まる事がありますがね。何処に固まるかと言うと、胃から滲み込みますからね。寝ているから背中の方に押していつて固まる。背中の方は、胃の様ではないから、固まりつぱなしになる。或る程度固まると、浄化が起つて、胃に戻つていくから、戻つたのは大変な毒になる。それが、ここ(胃)に固まるんだ。固まると、不思議なもので、出ないですよ。背中から来ると、そつくり固まつちやう。早いです。その固まりが、人によつて、下の方に固まつたり、臍の方に固まつたりする。癌なんて言うのは、皆んなそうです。
(突き上る様になりますが――)
之が浄化ですね。溶けるんです。こう固まつたのが溶けると、増えるんです。下にいかないで嘔吐する様になるんだね。胃から腸に行く――幽門――そうですね。それが下にいかないんです。毒素のどろどろしたものが、幽門に支(ツカ)えるから、幾分か下にいくが、大体は突き上げる。幽門狭窄だね。幽門の廻りに毒素があつて、幽門の廻りで、幽門を圧迫するから、そこから出ようとしても出られないから、突上げる。だから、幽門狭窄は嘔吐が起ります。慢性嘔吐と言うのは、幽門狭窄ですよ。
(腹が膨り、腹膜みたいに・・・)
幽門から出ないからね。他に行つちやうからね。皆んな、薬と言うものは、それ程悪いとは思つていないからね。普通の薬なんか、全然気に止つてないですね。
(中略 (「御垂示録4号」 S26.11.5.)
《浄霊》
肩、臍の回り、背面胃部回り(背中の両側、肋骨末端部)、
患部、腎臓、