C-⑦ 心 不 全

(※ 該当御教え無し)

 

     (一般的医学書より)

 

  心臓は、肺や全身に血液を送るという大変重要な仕事を行います。この心臓のポンプ作用が低下してしまい、体に必要な量の血液を送ることが出来なくなった状態のことを心不全といいます。

 

  心臓の疾患である心不全は、正しくはうっ血性心不全という名称となります。心不全には急性心不全と右心不全の2種類があります。急性心不全は心臓ぜんそくと呼ばれ、右心不全は心不全と同名であるうっ血性心不全と呼ばれています。

 

     〔急性心不全(心臓ぜんそく)〕

 

  運動を行うと全身を動かすことになるため心臓はそれに見合うだけの血液量を供給しなくてはいけません。急性心不全になると左心室の1回で収縮する力が弱ってしまい、十分な量の血液を送り出すことが出来なくなってしまいます。量で送ることが出来ないなら数で、ということになり脈が急激に上がります。さらに、酸素量が必要となるため呼吸が激しくなります。急性心不全になると心臓の動悸や呼吸がはげしくなるため、別名「心臓ぜんそく」と呼ばれています。

 

      ※急性心不全の症状

 

 急性心不全が軽度の場合は、おとなしくしているのでしたら症状は見られませんが、軽い運動でもすると動機や息切れの症状が見られます。ちょっと体を動かすような運動といえない動きですぐに動機・息切れが起きてしまう場合は急性心不全の症状は重いと言っても良いでしょう。

 

 こうなると眠ったときに咳が止まらなくなってしまいます。しかし、風邪と似たような症状であるため、急性心不全だという自覚を持つのは困難だといえます。さらに急性心不全の症状が悪化しますと、泡の多いたんや血たんが出てきます。もしこれを確認したら至急病院に行くようにしましょう。生命が危険にさらされている信号です。

 

    〔右心不全(うっ血性心不全)〕

 

 右心不全は心不全の正式名称と同じ別名をもっています。右心不全になりますと、右心房やその手前にある大静脈に血液が停滞し溜まります。すると静脈が膨張することで、肝臓が腫れ上がり、体がむくんできてしまいます。

 

        ※右心不全の症状

 

  右心不全のむくみは下の方からはじまります。これは地球の重力により血液が下肢にたくさん溜まるためです。最初は足首周辺にむくみの変化を確認し、徐々に上の方にまで広がってきます。むくみの症状は腎臓の疾患においても確認できますが、腎臓の場合は顔に表れるのが一般的です。

 

 

 

《浄霊》 肩、心臓の前後横付近(肺の外部の肋間部)、

 

 

 

     肩甲間部、腎臓、