「耳の下へ毒血が溜る、棒を突込んだやうに溜ると、この毒が頭の中へ溜る。毒血が頭の中へ入って半身へまわる。毒血に白と赤とある。身体が弱ければ血は肉体の方へくる。耳の方へ行って奥で固まったのは耳が遠くなる。耳が遠くなると脳溢血にならぬといふのはこの為である。中には又身体が楽してゐると、弱って脳へ行かず身体の方へ行って中風になるのがある。又両側の首の毒が溶けて両半身が中風になるのがある。」
(特別講習会御講話 S15.11.9)
「(中略)それから、耳の病気は延髄が多いですよ。耳だから、こゝ(耳脇)が原因だろうと思うが、そうでなく延髄です。延髄をやると、良く治りますよ。」
(「御教集3号」 S26.10.28)